灰色猫のお気に入りの歌一覧
まほろ
筍とふきを市場で買ってきて皮をむく日のうららかなこと
15
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真横
春雨に冷える香りに思い出す冬に別れた大切な人
7
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九條千鶴
木蓮の花が降りたる庭池で甲羅干しするミドリガメたち
6
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新座の迷い人
帰り道 気が付き見れば 八重桜 満面笑みて 心癒えるに
10
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桃湖
夢はじけ口からこぼれる君の名が夜明けまえひとつ宙に消えゆく
10
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詠み人知らず
人氣ない父の実家を手入れする母の額に光る敬愛
15
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inosann
母亡くし二年も経てど古家に笑顔あふるる面影のいる
21
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詠み人知らず
デートだと柔い祖母の手握りしめ飛花色染める 木漏れ日の下
12
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ガイトさん
長閑だと自分の胸に言い聞かせ暇に目逸らし夢に逃げよう
7
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詠み人知らず
夢一夜 夢夢さめな 夢二夜 夢で逢はむか 夢渡るかも
7
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まあさ
おひさまの 笑顔につられ リビングの カーテンを洗う 週末の朝
27
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まあさ
コーヒーの 香を手にふと 窓に目を やればツツジが 朝日を弾く
18
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安井シンゴ
窓の辺に咲くチューリップの花の如く ただまっすぐにひかり求めん
14
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千映
グーグルフォト同窓会の写真ありされど開かず扉の重くて
9
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工藤吉生
あぶないよ!!などと書かれて一周をフェンスの囲む池のさびしさ
9
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詠み人知らず
常連の顔の見えない小料理屋 孤食清しい 春は永日
13
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松本直哉
テーブルをたたきうながす子の口にほぐして与ふ鰆の切り身
17
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詠伝
逡巡のスプリング越しに伝わって破滅願望寄せ合う寝台
11
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詠み人知らず
雨の音の奏でる優しき子守歌やすらぐこころ夢へと泳ぐ
8
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詠み人知らず
賢しくも吊りを促すワーウルフ月が浮かべば血に飢え殺戮
5
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