詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
野々花
会うこともないかも知れぬ人々に片手ヒラヒラ別れ来し弥生
11
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詠み人知らず
舞い散りて地に落ちるさまありきたり花びら桜舞う火の粉と化す
6
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万陽
新じゃがは 煮っ転がしの タレ纏い鍋の舞台で ころころ踊る
17
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まあさ
このところ 残業増えて お疲れの おひさま労い 守る雲たち
22
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舞
赤ちゃんのむずりて母の後席見知らぬオヤジ百面相す
17
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絮谷新
處女歌集燃ゆる焔の煌めきに澪の流るる廢市のしじま
20
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まあさ
親が子へ 贈る最初の プレゼント 「名」に込められた 希望と期待
25
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inosann
殻に入り光を拒む生き様の息子の部屋の前に佇む
29
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秋日好
治療にて外見変わった友人に気付けずバスを降りてから悔い
15
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秋日好
手に取れば程なく操作開始するあどけなき子らのほうが恐ろし
19
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リクシアナ
春の窓 陽射しを矩形に切り注ぎ六畳敷きの唐草を這う
22
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秋日好
菜っぱ摘む歌が好きだという君の行く末見たし春の淡雪
26
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夢士
梅香る薬師の池や水鳥の波紋広がり消ゑゆくをみゆ
22
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灰色猫
空色に霞む伊吹の峰々を拝みつ父と参道登る
31
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灰色猫
太陽光ソーラーの照射量増やすためだけに伐られる哀れな木々たち
20
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灰色猫
春風が揺らす木々のざわめきを車とまがへ路肩へと寄る
21
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灰色猫
病にてともに登るは最後だとはきはき語る父の背を追う
34
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へし切
面影の忘らる時しなき宵はかよふ夢路にあはざらめやは
28
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林林
もしかしてあの時お会いした方ねお声をおかけしようか迷う
16
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林林
そんな日もあるさと深き紫のしずくのやうな小さな花が
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