本能寺のお気に入りの歌一覧
月虹
また僕は忘れてしまう この空が君の今へと繋がることを
26
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詠み人知らず
薬指 左手の輪を知りながら あなたに甘え教えを請うわ
2
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詠み人知らず
稲妻の音と光と震動と みんなが僕を 憎いようだね
16
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舞
年老いた主に寄り添い犬もまたよたよたとゆく似た背中して
22
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野々花
気まぐれな風が残した忘れ物枯葉一片さびしき心
12
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夢士
如月の下弦の月に導かれ逝きて歳月十七回忌
21
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コーヤ
枯草をそっと持ち上げふきのとう春の訪れ見上げ確かめ
15
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村上 喬
春の雪熟れた苺を頬ばれば君のほほえみかすかにうかぶ
18
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詠み人知らず
絵の見える巧みな文字を並べたい 美術はずっと Cだったけど
21
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ながさき
悩んだり 困ったときは 傍にいて 正しい道を 指し示す人
25
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野々花
「かわいそう」言い訳しつつ残し来るころんと一羽りんごのうさぎ
8
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あふひ*・○・*
窓越しに親鳥不在の鳩の巣の二つの命無事を祈りて
19
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コーヤ
キラキラと水面が光るせせらぎの心地よい音春の来る音
19
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聴雨
しあわせな君の心の片隅に映ることなき雪のひとひら
30
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聴雨
人知れず燃えて尽きたる魂の声のやうなるありあけの雪
19
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野々花
如月の空へ放った哀しみが光を浴びて風花になる
15
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恣翁
肴の河豚に かぼすの香聞き 傾けし地酒の徳利 数を覚えず
23
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詠み人知らず
初めての大きな赤い自転車は 郵便局の お下がりだった
19
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千映
かわり玉すこし舐めては舌を出し「今は何色?」友にたずねる
15
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灰色猫
天駆ける 風切羽根が 紡ぎ出す 息苦しいほど 澄んだ旋律
37
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