由良のお気に入りの歌一覧
浅草大将
束の間の夢をみやこの夜の星またふる里の雨に消えつつ
10
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でくのぼう
雨降れば消へゆくときを偲ばれて君戀しくば紅葉待つ家
14
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詠み人知らず
優しさに触れるとフッと風の吹く隣の君の吐息のように
5
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ゆびきゅ
花の香を運んだ風が気まぐれに窓を叩いた 開いた 「おはよう」
26
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三沢左右
乙女子の永久を抱きて暢やかにレース細工のフラクタルかな
21
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薫智
穏やかな優しい風が吹いているさりげないから心に沁みる
11
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加祢
異なりし君と我とのリズム聞き重なり合へば自由に鳴れる
16
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トーヤ
半角のカタカナで来たメールにはもう取り返せない心の傷が
9
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加祢
空に映ゆ日の丸すがし風吹けば葉のゆすりねに鳥もやすめる
15
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三沢左右
高天より落つるしづくを踏む靴は雲居を歩むごとおほけなし
17
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龍翔
座布団に裏と表があることを教えてくれた 母さんの膝
12
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山本克夫
カンボジアからの留学生のこの街の足の下には憎しみがない
9
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山本克夫
圧力のなかの僕らは圧力のなかにいること誰もしらない
4
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三沢左右
馬駆るに風に吹かるる鬣の 軽軽上がる声ぞ高かる
15
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きりあ
泣くことに意味はあるんだその後に塩分補給の塩キャラメル
11
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逢
ロックしたままの自転車 この場所で足踏みしてる僕に似ている
9
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山本克夫
もう季節とは無縁のなかに涙する僕の生まれた砂漠少女
4
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きりあ
段ボールの箱の中ねこが一匹ふたりで飼おう恋が始まる
4
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龍翔
「するものじゃないんだ、落ちるものなんだ」だったら、あんたがあたしを拾え。
13
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詠み人知らず
焼きそばのかたいキャベツを飲み込んで泣きたくなった一人きりの夜
16
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