白亜のお気に入りの歌一覧
葡萄
魂の星鏡はる世に封じてぞ万華の相を散り咲かすとや
13
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粕春大君
月姫の覚めて日の輪のまばゆきに天に忘れし金の環
24
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falcon
ひらひらと二つ折りの恋文が花笑む垣根に届くもうれし
15
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falcon
とおき日に琉歌をわれにをしへたる友なつかしく芭蕉のそよぐ
16
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falcon
いにしへのラインの民の禍歌の指輪とぞ見るくすしきひかり
15
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芳立
晩餐のあとにも謎は解けぬままだれか一人が彼を裏切る
12
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河のほとり
奥山の風立ちさわぐ竹叢にあるかなきかの鶯の声
12
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河のほとり
村雨に置きつる草の上露に仮にし宿る宵の稲妻
14
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粕春大君
ものを思ふ人の心を白波の洗ふ千鳥のあとぞかなしき
20
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詠み人知らず
あし洗ふ川の流れに消えなましただすの森の空を仰ぎて
10
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聴雨
知るや君わづかに残るともしびを胸にしづめて眠りし夜を
20
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ふきのとう
わが母に疎まれ泣いた遠き日を思い出させるカーネーション
21
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葡萄
古る恋の色のちくさに見えつるは時のかすみの襲なるらめ
9
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葡萄
日もあらず業も未だしき和歌の浦 袖濡れにけり多の海松布に
12
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芳立
ほんたうのねがひをきけばしあはせをくらべることのいらないせかい
15
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葡萄
月影の波に臥したる耳奧に犯せる海の卷貝は棲む
10
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葡萄
星わたり雨降り照るも君ゆゑに傘をなさしそ吾は空見る
18
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でくのぼう
春過ぎて新樹のときの並木道忘れられたるひとひらの音
15
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falcon
訪いゆけば月なき夜の花あかり卯の花にほふ君が籬に
15
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falcon
山裾のうす紅の衣ひとすじのマルーンの風が裁ちてゆきけり
16
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