偽嫁のお気に入りの歌一覧
文麿
音の色弓で化けたる不思議かな寶石の如き弓を試せり
5
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桜園
午前様の夫に起こされ眠き朝せめて電話の一本ください
22
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あまおう
桜木はたわわな花を抱きしめて散らすまいぞと張りつめ健気
22
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あまおう
夕暮れの薄日に白き桜花きみの背中に似合いのドレス
10
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詠み人知らず
文字だけで貴女を好きになりました 文字だけの僕と生きてください
39
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詠み人知らず
社会学 二八の法則 君の場所 二にあることに疲れないでね
8
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もゆや
やってみて肩の力を抜くことは心鎮めるスイッチなんだよ
4
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千草
耐へ難き衝動のまま慟哭す不意に漂ふ靜かなる夜
8
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コーラ
三人で同じ夕日を眺めつつ「違うこと」だけ考えていた
13
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コーラ
在りし日は 思い出の中 今は外 それぞれのひと 連れ添い歩く
7
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あまおう
妖艶なきみに魅入られ苦し夜は朧の月が慰めている
22
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ケンイチ
亀よりも重き家路に月ありてさくらの色のさびしき兎
7
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舞
緑葉に雨は降る降る降る毎に青葉繁れる春の雨降る
17
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潮月繁樹
崖つぷち春の嵐に逆らひて今日に咲きたる花一輪よ
2
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文麿
ひつじ雲やよひの空は移ろひて名殘りつきせぬ身のうづきかな
16
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安芸
折り紙の鎧兜を纏う君今日もせかいのあくとたたかう
6
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恵
咲きだした桜にバトンを渡すよに白木蓮ははらりと散りぬ
31
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三嶋
絵文字ってちょっぴり苦手だったけど 君の律儀なひよこは好きよ
11
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みやこうまし
人の寄る茶店で独り本を読み人など恋うなと言い聞かせおり
20
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ふきのとう
雪吊りのはずれし木々はのびのびと枝を広げて春おう歌する
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