風蘭のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
花嫁を祝いし舞ったワンピース残暑の風にふわりふわりと
1
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みやこうまし
涼し夜にやっと元気を取り戻し又歌を詠む盂蘭盆会かな
11
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詠み人知らず
下の乳歯ぽろりと抜けし我が娘屋根に投げたるお盆の初日
4
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真山千展
不正解知りつつ歩む僕の背をゆっくり冷める月が見ている
12
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紫苑
うつせみの世にも直ぐなる心根を諭しくれしに涙こぼるる
9
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たんぽぽすずめ。
登ったら下る常なるこの道を作った人へ感謝の深山
13
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たんぽぽすずめ。
二輪車で下った街は猛暑だし深山の風がすでに恋しい
11
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たんぽぽすずめ。
飲み過ぎて吐いてしまって清らかな月夜の谷に申し訳ない
9
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笑能子
日常は音も素振りもなく戻るただ名残だけ匂わせながら
5
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みやこうまし
送り人送られ人の再会の炎と消える大文字あわれ
13
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いちにのパッパ
もう少し秋よ来ないでそこにいて夏の夜風に恋をしたから
5
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紫草
家ぬちに一人の夜の静けさよ障子に撥ねる小虫の羽音
14
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詠み人知らず
どの人も数えきれない岐路があり 確率計算できない奇縁
13
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詠み人知らず
しろがねの玉ほろほろと秋風に紫御殿の花ゆるぎたり
9
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詠み人知らず
出っ腹を「貫禄」などと言い換えて「醜」の字知らぬ団塊のひと
11
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芳立
いくそたび夏はゆくともしろたへの雲のあなたのラピュタの城は
5
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葛山葛粉
絵の具では出せない田んぼみどり色稲穂はきいろ八月のあさ
5
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ケンイチ
旅ぞらの満つかなしみのさ中にてけふこそ此処に吾は涯つべし
14
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ケンイチ
海ふかくあなたの声はさ迷ひてわたしは空の風を見てゐる
15
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三沢左右
青霞むアパルトマンの半地下に色みづとしてわれ落ちゆきぬ
14
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