紫草のお気に入りの歌一覧
夢士
うたのわに入りて五年目今日の歌二千首となり一人乾杯
18
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西村 由佳里
絵の本がおいでおいでと誘うから今年お初の朝の図書館
7
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滝川昌之
昼酒もまだ許される松の内あてを求めて重箱のすみ
22
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横井 信
夕闇に白く浮かんだ水仙の花は見送る小さな灯り
14
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芳立
わらはべのころと変はらず冬の日の病の床に旅を夢みる
10
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露草
こだわらず揺れず歪めず偏らず心ただして今を生きなむ
16
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び わ
布団ほし日の出を拝み日常の生活始まめ今年も無事に
4
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バロンマン
外国船が大桟橋を出港す フォーランダムはオランダの船
8
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詠み人知らず
お互いが鏡だったと知っている?貴方に映る私がキライ
8
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横井 信
真夜中のしじまを破る雷光の響き数えて眠りに落ちる
12
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みやこうまし
人生も前へ進めば転ばない 自転車の如懸命に漕ぐ
11
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夢士
開け放つ窓より入りぬ涼風に長袖はおり写真整理す
11
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千映
本当の家族葬にて叔父送るたった五人の寂しい最期
18
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コタロー
秋の夜本のタワーを片附ける枕の横に歌集も置ゐて
8
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詠み人知らず
久々に街で出会った友達のよくわからない「最近どうよ?」
17
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詠み人知らず
結い髪につまみ細工の桔梗花静かな秋を灯す黒髪
22
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工藤吉生
ボケというひどい名前の植物の背丈がオレとそうかわらない
6
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工藤吉生
てのひらで暴力団を止めようとしてる女はポスターの中
5
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工藤吉生
まっくろなネイルなかなかいいじゃない赤の他人の手を盗み見る
5
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詠み人知らず
卓の上に座布団重ね高御座 吾子据え雛遊びせし母
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