舞 のお気に入りの歌一覧
ななかまど
公園に後ろ歩きの人おりて惚けしと見るを鍛錬なりき
7
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朝比奈
ふと人の足音にもや聞きまごう風の問い来る軒の囁き
11
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つばす
上弦の月とISS仰ぎ見て 何だか心がほっこりとなり
4
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仔柚
水音と私と闇とが曖昧な小夜時雨 水底のよう
6
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千映2
クリスマスリースちょっぴり大人びた孫のセンスに婆も合わせる
4
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名鈴
現には 雲居の余所に 離るとも 心は直と 君に掻い添ふ
17
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葛城
ただならぬ風荒れる夜も過ぎゆきて素知らぬ朝の薄曇りの空
15
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ひげじぃ
一枚を残して寒し古暦、三十一文字の日々を消しつつ
13
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きくゑ
冷え切った木造建ての講堂の雲居まで声はりあげた校歌
9
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仔柚
気がつけば惚れた腫れたでマスカラを崩せぬ歳に私もなった
7
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芳立
うつし世を彩るものよ花ひとつ咲かせぬ樹にも朝の光は
7
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へし切
いにしへに散りにし花のあはれなる この世の外は春にやあるらむ
16
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ななかまど
鈴懸の冬の陽あびて並べるは師走の街の祈りにも似て
13
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滝川昌之
船箪笥ごとく古きを手入れして鈍く光れと老いを生きたし
15
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音弥
嫁さんの料理指南も堂に入り弟子は黙々調理に励む
14
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KEN
風吹ゐて 命のあはれ つまびきぬ 枯れ弦はかめ 冬のあさがを
12
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うすべに
散り残るさくらもみじのひとひらに 涙をためてうつ冬の雨
10
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滝川昌之
「初雪にしましょうか」なんて垂れこめて街凍てつかすこの節(とき)の雲
15
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ななかまど
晩年を生きているはずその自覚わすれる時に旅心わく
7
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滝川昌之
そう誰か一人足りない法事後の精進落としに遺影黙せば
10
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