詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
真如
小止みなく 舞ひ落ち消ゆる ぼたん雪 春遠からじ 信濃路の朝
13
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村上 喬
追悼の悲しみ重ね逝く叔父は君の帰りを待つがごとくに
25
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リクシアナ
置きみやげ決済箱の新年度ふたを開ければ数字が煙る
16
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滝川昌之
癒えることなき悲しみと対峙する人と町に来い涙なき春
23
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コーヤ
枯れ色の明るき林新芽萌え見上げる空は春の彩り
20
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コーヤ
枯れ庭も日毎に色が入り来て春に移ろい爛漫の絵に
17
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千映
揺れるよな感覚半年消えぬまま恐ろしきかな憎き天災
19
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九條千鶴
私でも生きれる場所を探してる歌うこととはそういうことだ
12
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吉野 鮎
むつとせを眼裏に浮く屋根に乘り流さる人の術なき兩腕
15
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吉野 鮎
緑濃き鱗光らせ海原を昇る龍あり大地震の前
12
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吉野 鮎
古を學べば知りぬ陸奧からを奪ふ歴とし都はありぬ
10
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へし切
風化するあの日のことを忘れない明日へつなぐ尊きいのち
31
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千映
合掌をしても戻らぬものなれど何も出来ない吾が歯がゆい
20
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詠み人知らず
春を知るあと何度かの僥倖を 濃い酒のごと ちびちびと飲む
17
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芳立
みちのくの海に六年をかぞへきてまだ咲くを見ずありし日の梅
15
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灰色猫
真巫子さま詠みふみ様にすばる様つゆくさ様は今は何処に
18
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灰色猫
千年を生きる楠には僕たちは儚い砂粒ひかる砂粒
19
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沙久
何もかも思考停止した町を抜け底冷えした我が家へたどり着く
22
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沙久
君の声再生してみる六年を経てなお大事な存在だから
21
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千映
一週間 顔洗えねど生きられる嫁の洗髪優先にした
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