詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
絮谷新
逝いて雨煙る山裾辿りなば廃屋燃ゆるしじまの深し
21
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吉野 鮎
朝燒けの空に聳ゆる白き峰鳥群高く翔びゆく北へ
10
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まあさ
見送りが 辛いと弥生の 満月は ためらいがちに 隠れてほろり
18
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夢士
朧月頬に冷たき風ながる樒かほりて待つ春近し
17
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灰色猫
太陽と月だけしかない砂漠わたしは汗を祝いつつ撒く
16
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灰色猫
翠緑な森を抱きし陸奥国や都を離れ樹の理を聴く
22
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吉野 鮎
裏富士の武骨の貌の迫りくる裸身を曝す滾りしものを
6
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夢士
ひっそりと五弁の白き花一つ春の風受く叡山菫
20
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コーヤ
春を装う 花の笑みと香 饗宴の 輝く野辺を 愛しみ歩く
16
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コーヤ
野に咲いた 菜の花蓮華 眺むれば 友と手折りし 思い出遥か
23
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なかしぃ卿
街中に黄色賑わう御厨の司馬偲びたる菜の花忌かな
7
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沙久
ひとりからはじまり二人、三人と対話を重ねて「共存」探る
19
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沙久
あったかいペットボトルを握りしめ二人で見つけた一番星を
19
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詠み人知らず
泣くなよと撫でるあなたの温もりが今も息ずく私の髪に
30
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九條千鶴
歌えぬと嘆く私の傍に来て唄を奏でる金糸雀を愛づ
10
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九條千鶴
突き立てる牙がなくては世界には生きた痕すらのこせないのに
7
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藍子
卒業の季節が今年もやって来た自分らしくと羽ばたいて行け
12
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林林
「もう膝が」伯父はゆっくりしゃがみ込みお墓の石をしっかりと拭く
24
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林林
柄杓持つ幼子の手に少女の手お墓に眠るおばあちゃんへと
23
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inosann
国債が銀行預金にすりかわる マジック的だがナイスな仕組み
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