中野美雄のお気に入りの歌一覧
己利善慮鬼
蒼黒きホームを冷ます風一つ誰の別れを弔うものか
7
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まあさ
七時半「市」から届いた LINEには 熱中症の 注意情報
18
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藤久崇
天地の 清き住居に 我もまた しばしののちに 還りゆきなむ
20
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inosann
人知れず抱き続けし拘りという檻の中 吾は囚人
25
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吉野 鮎
ひと夜さを彷徨ひて鳴く不如帰子育てぬ性の闇の深きに
14
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舞
寝た妻の荒れたる指にふと触れて口には出さぬ感謝ひと言
21
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吉野 鮎
朝ごとを四十雀鳴く遠近に作文もして四十雀語で
11
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吉野 鮎
鶯は完成形を誇るがにたつぷりと鳴く鈴懸の高枝に
14
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inosann
梅雨の晴れ間一艘の漁船岸沿いに波を切り裂き航跡たて行く
22
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石川順一
椋鳥は甘きユスラウメ狙ふ二日続けて降り立つ大地
17
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千映
茜色ミルフィーユになり西の空阿弥陀さんが仕掛けた魔法
15
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石川順一
仮眠してちょっと遅めの夕食の後に風呂入る昨日と同じく
14
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灰色猫
苔を食む鮎はきらりと閃いて猛き歯型を岩に刻みし
28
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灰色猫
果てのない輪廻を巡る生き神の少女の瞳に光る夕凪
21
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滝川昌之
年を経て生活道路は徐行する沿道のユリ、アジサイ笑う
18
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ガイトさん
友といれば何も怖くはないんだと昔の僕は気づけなかった
8
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むらさか
作りたい 当たり障りのある短歌 じゃないと欲求不満がたまる
8
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へし切
悲しいね悔しかろうね旅立つはまして愛する人を残して
28
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滝川昌之
父の日にもらった「短歌・入門編」 日頃の家族の苦悩を想う
21
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へし切
雑草の根性みたり道の端に生えも生えたり舗装の割れ目
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