桜田 武のお気に入りの歌一覧
ながさき
空晴れて 風はすさまじ おろし風 竹林・草木 根こそぎ揺れる
11
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へし切
冬枯れて 世に吹く風は冷たくて 薄ら日さへも 恋ひしこの頃
11
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へし切
志し 明日への一歩を踏み出そう 将来は君らに微笑んで俟つ
12
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ななかまど
つらきこと全てを拐う鬼のごと背中を強く掴む北風
15
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ななかまど
気に入らぬ人に蒟蒻売りませんどこかの国にあなたは似てる
11
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滝川昌之
大海は凪と荒波繰り返すいざ漕ぎ出せよ二十歳若人
12
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滝川昌之
帰省した子がいるだけで女子力を数段上げる妻の母性は
16
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ななかまど
虎の年佳きも悪しきもあと十日何はともあれ冬至の南瓜
13
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滝川昌之
虎落笛 一番長い夜を猛て雑木林ひとつ丸裸
12
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横井 信
寒々と雨の冬至の朝はまだ暗くしずかなテレビの画面
11
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詠み人知らず
てのひらに包むうつわの湯を揺らしそのゆらめきとぬくもりを食む
11
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ながさき
岸田さん 内閣支持が 弐割五分 支持をしないが 七割以上
7
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へし切
恙なく一日ひと日を終えばよい 残り僅かな この年の瀬に
13
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へし切
葉は落ちて 細枝を天に銀杏木の見上げる先に 冬の薄ら日
9
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ななかまど
夜長の灯消せば闇夜は深くなり眠りつくまで冬が広がる
13
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ななかまど
二着目のダウンの外着買おうかと迷いておりぬ古希近き身に
10
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滝川昌之
薄氷メダカにとっては南極の大陸のごとく籠るしかない
13
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滝川昌之
孤独とは華やぐ街のウィンドウにあてなき自分を見る時にある
16
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詠み人知らず
ランドセル背にして駆ける子供らの足音弾む朝の小径に
10
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ななかまど
プーチンが旗を振るたび民衆の征くほかはなき命儚し
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