詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
ひげじぃ
ビニールの傘に銀杏葉はりつけて雨あがる街颯爽とゆく
12
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名鈴
縁ありて 咲く優曇華に 出で会へり 臥し待つ間には ゆめゆめつきじ
11
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音弥
新そばを食いに寄れよとメールあり嫁と出かけた夜が懐かし
11
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きくゑ
向かひ合ひ鬼皮を剝くコツコツと無言のあひだくゆる蚊遣香
10
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KEN
この奧に まほろば有りと 云ひたげに 絢織る蜘蛛に 迷ふ朝かも
12
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名鈴
ありありと 見えし蜜柑の 放物線 暮色を帯びた 山間の野に
11
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横井 信
ゆっくりと本のページをめくる日の強く弱くと降り続く雨
14
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名鈴
後瀬には 更に濃き花 咲かすべし 思ふ心の 色をば見せむ
12
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音弥
厚揚げなる豆腐の親戚打ち崩しハンバーグと化すヘルシーディナー
15
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葛城
明け行けば又も登りし坂なるや路は違へど頂きは同じ
11
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朝比奈
仰ぎつつ想へば寂し久方の空のあはいに月は消えゆく
15
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ななかまど
手弱女のようなる茎に山背きて秋桜はいま秋桜の息
13
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ひげじぃ
昼まだき格子の陰のテーブルにふたつのコップ カフェ・シャリテ
10
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ひげじぃ
このあとの予定訊きたきOPAMの空中廊下ゆっくり渡る
11
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へし切
秋風の吹きにし日よりぬばたまの妹を恋しみ夢に見えつつ
15
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名鈴
萩枯れば 根のみ残して 籠るらむ 見えぬ下恋ひ 春にもゆべし
12
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ななかまど
甌穴に導かれたるもみじ葉の回り続ける時を思えり
8
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ryotak
難波江の芦のかりねの湖沼鉄、採りつくしては出雲わたりぬ
8
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名鈴
散る前に 形見に色を 残さばや 折る汝が袖に 萩の花摺り
11
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朝比奈
適わざるものもありなば相見ての後の心も侘しかりけり
10
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