山桃のお気に入りの歌一覧
庭鳥
きらきらと煌めく水面思川足を浸せば逃げ出せぬ枷
5
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光源氏
朝霧のほのかに聞こえたる雁がねの思ひみだるる秋の八重山
8
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光源氏
あらし吹くさがのつたなき高瀬舟岸をめぐりていかにせむとや
10
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光源氏
初春の梅に飛びかふうぐひすはまどひて今も久しく鳴きぬ
10
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小原真琴
風さゆみ 散りゆく紅葉を をしめども 君が心を 忘れて思へや
6
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ケンイチ
折々の季節の中に身を置いて夢見心地に重ねる軌跡
12
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らるり
紫の暴れる音と戯れへ鼓動乱しに刻めよ今夜
3
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山田美弥
息を吐き吐きっぱなしでいなければ呼吸の仕方を忘れてしまう
3
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あひる
天に向け蹴らるるボール少年の反る足先に日差し煌めく
4
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卯月
陣痛の波が来る間の戯れに携帯電話で海を漂う
6
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水牧しゅう
パニックや物忘れとか脳内に異常があると気づかずにいた
2
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紫苑
売れ残り泣いたおもちゃがそを買えぬ子の枕辺にありますように
15
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山本克夫
難破船にのこされたあこがれが南の島の輪郭をかたちどる
2
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山本克夫
熱せられて消えてゆく薬缶の中にそのままでいたかった私
3
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山本克夫
浄化されてゆく望みきえたとき致死量にいたるまであびる月光
7
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猿ノ丞狂介
桜花散るを知らずはおのが身をわぶこともなき傲る平家か
5
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海月琉珠
風景を詠むのが俳句と云うけれどニンゲンだって自然の一部
6
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小原真琴
三輪山の 白きすがたに 見えつるは 君がたよりの せきれいのこゑ
5
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浅草大将
今日よりは涙ながらの川越えてをはりなるみの袖も絞らめ
5
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falcon
あくがるる思ひはてなき紅椿散る別れこそかなしかりけれ
6
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