詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
夢士
ほろ酔ひのなせる業だと思ひたし昨今起こすアッというミス
10
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夢士
弓張の月を仰ぎて母偲ぶ召され逝くみち月に照らされ
19
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詠み人知らず
思い出を辿る旅なら慎ましく超速よりも鈍行が良い
24
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へし切
薄らかに今宵の月夜かすみたる晴れぬこころの置き処もなく
28
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吉野 鮎
まごころをこめて歡ぶうたに醉ひ艷めく花芯の妖艷に癡る
15
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石川順一
金網が大袈裟に写る望遠は軍用ヘリをしかと捉える
14
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灰色猫
恋をする鈴虫たちも息絶えてようこそ音なき雪の世界へ
20
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灰色猫
眠れない午前零時の時の音にわたしもひとつ老いたのですね
18
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へし切
吾が胸のさても心は変わらぬを憂きに堪へぬは老いにぞありける
25
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千映
主婦であり母であり婆であるその前やっぱり女で生きてる
13
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ふじこ
哀しみの砂と眠るは十三湊ひとり鷗よ泣いてくれるな
19
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灰色猫
真っ白な雪原に立つ七色は君へとつづく架け橋でしょうか
18
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秋日好
家じゅうが設定温度に達しない暖房止まらぬ寒い初冬に
14
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石川順一
明日死ぬこの決めつけは何なのか象徴的に傘を選べり
19
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石川順一
木曽川の鬼が島には木ばかりが鉄橋通る電車が過ぎる
16
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千映
沢山の剪定の後鳥来ない夫の落胆日に日に強い
13
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千映
二十年経てトーテンポール撤去され造った子達も子の親となる
12
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灰色猫
砂山に突き刺さってる空色のシャベルはきっと幼き国旗
23
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inosann
帰る家わからなくなりし義母となり同居を急かす吾の心中
23
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秋日好
首元にあった私のはくちょう座屑星増えてもう辿れない
19
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