詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
君の胸抱かれしまま眠りつき目覚めぬ朝を夢見し吾は
21
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石川順一
秋の蚊がまだ跋扈して指を刺す緑色灯はまだ活躍す
17
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リクシアナ
だんだらのスクランブルをすれ違うポケットに鳴る黒電話ベル
16
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コーヤ
思い出のすべてを染めた森の木々色の明かりで照り返る山
21
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林林
殺むるはあなたではなく修羅や鬼汝が心身から引き剥がさんと
21
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雪柊
「お父さん 髭があるから好きくない」可愛い顔して毒吐く彩水
20
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絮谷新
鍵盤に踊る運指の見ゑざれば自動ピアノは午後に溶けゆく
21
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麻
移り香のうすき衣をひき重ねさてもこの身にしむる木枯らし
37
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たけくらべ
美空翔ぶ初かりがねの鳴く声を秋の嘆きと聞くは悲しき
29
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ながさき
爽やかな 霞ケ浦の 風受けて ふれあいまつり ふうせんなびく
26
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灰色猫
丁寧に黄身だけ残し捨てられる卵白みたいに地を這い生きる
17
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灰色猫
誰一人解けない夜を解いてみる心のピースを失くしたままで
25
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炭酸水
遠慮せずどうぞ召しませ今年の秋を秋刀魚塩焼き紅葉を添えて
27
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雪柊
今一度 剣を握りしあの日より修練重ねて 昇段の秋
17
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柏木 月
一年の時の過ぎるは早いもの初投稿が昨日のやうで
7
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リクシアナ
発つ夜のキキは箒を乗りこなし赤いラジオは風にねじれる
26
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桜枝巧
海まではあと五十キロ 飛んでゆく紙飛行機を目で追いかけた
6
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林林
日が昇るあなたにミントティー淹れる最後の滴微かな余韻
21
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麻
秋月の影はおぼろになりぬとも尽きぬ思ひはさやかにも見よ
30
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桐生賄
千羽鶴 文化祭にて 飾る為 娘と作業 折り紙楽し
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