みづ子のお気に入りの歌一覧
紫苑
すべて容れすべてを拒む黒が好き ジェットの似合う女になりたい
6
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只野ハル
秋の風頬を撫で去き思い出すひんやりとしたあの手のことを
5
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浅草大将
月影はいかにすみだの川とても濁る流れの雲やかからむ
15
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田中ましろ
囁きが三半規管を突き抜けてバランス失い あなたに落ちる
20
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山本克夫
ふわふわの毛布にふたり包まり流星に願いをかけた結果がこれだ
6
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たんぽぽすずめ。
秋雨に昨日を終えた喜びを零すと見ゆる 雑草の花
11
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大河千紋
枝垂れゆく祖母の背中で木漏れ日のゆらゆら揺るる小春日和かな
28
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詠み人知らず
曇天の鎌倉に降る紅萩と野の草紡いで記憶へ掛ける
16
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葉月きらら☆
キラキラと輝く大地で抱き合えず儚い想いふくらみ消えて
10
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詩月恵
思い出す君の言葉はいつだってわたしの背中を押してくれてる
7
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東娘
友人としての会話が尽きたのち線香花火の火玉が落ちる
80
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田中ましろ
比較するものがなければいつまでも一番星でいられたのにね
8
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田中ましろ
気付いたらうっかり恋でもしてたいな いまならぜんぶ秋のせいだし
14
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栞
意図的に心のスイッチ オフにして夏を流れて秋に漂着
4
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栞
夕立のように突然襲い来るさみしさをじっと受け止める日々
4
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栞
言葉がね ほしい日もある 言葉などいらない日もある 乙女心よ
7
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詩月恵
白真弓 あなたをわすれないようにこころきざんでこのみをかくす
6
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詠み人知らず
車中にて盲目の人に席譲る下町言葉いなせな婦人
11
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たんぽぽすずめ。
沖海の深くに蒼い水であれ掬えば滲む 君の柔肌
11
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少納言バッテラ
都市化した 文明社会の 暗い影 秋刀魚のはらわた 残す若者
2
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