庭鳥のお気に入りの歌一覧
一
きみのこと遠く感じるくらいなら5センチあれば十分すぎる
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士心
君のいう 鴨川は違う鴨川で 君想うひとも違う誰かで
2
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士心
オミナエシ 君に似てるといってみる 女郎花と書くことを知りつつ
2
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士心
ステージで輝く君を仰ぎ見て その他大勢の我を嫌悪す
4
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紅桜
あぜ道の西瓜頬ばる幼日に叱つてくれた母の背まるく
13
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横雲
早百合花ゆりも逢はむと誓ひてし花笑むほどの影を慕ひつ
4
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詠み人知らず
夕暮れの夕暮れという名を変えて空に贈ろう君の名前を
14
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はな
好きだった人へ。この春引っ越しをしました。きみが住んでた駅へ。
4
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狭霧
音羽山けさは聞かじな不如帰いづかたへかに飛ぶ羽音のみ
5
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たえなかすず
西向きの部屋はひとしくあかるくてぼくのさみしい影がなかった
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捨丸
風に乘り吹き込む淡き春雪は 軒の鉢木の芽にも積れり
8
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捨丸
歌にして日々を静かに慈しむ 雨の景色と夜の風の音
7
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たえなかすず
ほらそんな顔をしないで 自販機のホットの缶はやがてコールド
4
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ねずみ
夏の日の黒き叢しげれども何故に生えぬか あの桂した
2
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みやこうまし
沈黙の御所の木々らはたまさかに怒声はり上ぐ驟雨にまぎれ
7
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みみ松
色付きの素麺競い食む姉弟永久の大人未満に夏は来ぬ
12
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詩月恵
梅雨の雷あなたの腕のなかにいる ふたりぼっちの夜は更けゆく
5
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ほたる
若き歌奏でる君はあじさいの色変るごと少し危うい
17
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一
誰よりもあなたがいいとは言いません誰か以外のあなたになんか
1
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狭霧
夏帯を解けばはだえの熱に捩れ花喰鳥はもがき羽ばたく
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