詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
び わ
二人旅細道たどりひたむきにみえぬ波間を彷徨いつつも
6
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秋日好
ハーディを読んでみようか原文で自分の原点探すかのように
11
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夢士
平成も暮れて雲間の月明かりこの満月に会うは幾つき
10
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ななかまど
城址のローズヒップの赤い実に華やかなりし時季を思えり
9
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滝川昌之
たまに触れまだつなげない手の距離の二人の恋は初雪しだい
19
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もみじ☆彡
野の花は 能うかぎりに 咲きつくし 眠る枯野に 春待の月
16
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へし切
面影に月の姿をうつしては一日も君をかけぬ日はなし
21
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うすべに
葉が散って広がった空 公園に ベンチの老人おだやかな午後
16
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詠み人知らず
可もなくて不可もない日々暮れて夕米研ぐ水の冬の冷たさ
17
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舞
冬の夜ペチカ無くとも身を寄せて静かふたりで聞く雪の音
9
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聴雨
あしもとの愛犬の他にけさ出会う白菜の穴のちいさき命
8
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へし切
顧みる災い多き一年を 哀しみに耐え祈る 流れ星
20
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KEN
萱の奧 瀬音に滲む 白鳥の 聲胸絞める 雪の降る前
12
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夢士
冬ぬくし野辺に咲く花春の花なれど冷たき米研ぎの水
20
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へし切
老いぬれば天に従ふ命とて こころの空にかかる雲なし
20
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もみじ☆彡
思ひ絶え 臥所の灯 落としせば 訪なひ来しは 月明かりなり
16
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詠み人知らず
北風のあの贈りものかき集め庭木の根元に落ち葉の布団
12
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KEN
とめどなく すべなき程に とめどなく 雪の燈りが 戀に降り積む
14
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夢士
深夜バス降りてふらふら落ち葉踏む師走の風の身にしむ今夜
13
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KEN
小雪散る 木末に殘る 熊棚の 影も寂しき おくのほそみち
14
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