浅草大将のお気に入りの歌一覧
松本直哉
帰省中逢ふ約束をして切りぬそれがさいごの電話としらず
11
もっと見る
松本直哉
難波江のあしのわかばのしなやかにほそきおんみを恋ひつつぞ寝る
5
もっと見る
松本直哉
御巣鷹の露ときえにしきみしのびあかねぐもみるあきのゆふぐれ
37
もっと見る
紫苑
のばされしおよびのさきにもつれゐる、こゑのはすかひ。まどへる、キリエ
13
もっと見る
芳立
秋たてば七日を惜しみ鳴く蝉の声もすずしき夕風のころ
13
もっと見る
灰色猫
まだ癒えぬ 原爆投下 黒い雨 語る言葉に 平和を願う
30
もっと見る
灰色猫
滅び行く祖国を愛するあまり大河へと その身を投じた一人の詩人
10
もっと見る
紫苑
くさまくら結ぶえにしのいろあはくふみもえ書かでゆくかげの月
19
もっと見る
紫苑
夏たけて揚羽のかげの曳きて飛ぶうすずみの書に風のながるる
21
もっと見る
falcon
手のひらでレモンバームをひとたたき紅茶に浮かべて梅雨明けを待つ
25
もっと見る
紫苑
手をはなれ水面をすべる笹舟の誰がてのひらに宿りやはせむ
18
もっと見る
小林道憲
わが村の小道の先に家ありて 青き山々煙立ち行く
26
もっと見る
ふきのとう
白蓮の筆跡の歌を読みかえしドラマと重ね人柄しのぶ
16
もっと見る
紫苑
ことのはをふたたびひらく気に留むることのはのなほ揺りかへすゆゑ
17
もっと見る
芳立
けがれなき水などしらず明けゆけば蓮葉はうへに華を成し遂ぐ
10
もっと見る
聴雨
散りいそぎ天を仰げる白むくげ糸撚り落つる雨を掬びて
24
もっと見る
石澤健
レール無し行く末案じ逃げる路列車は走る闇を裂くため
9
もっと見る
詩月恵
風が吹く 記憶のなかの君がまだ笑っているんだ声が聞こえる
13
もっと見る
たんぽぽすずめ。
少しだけ雲間へのぞく星粒は嬉し涙に見える七夕
24
もっと見る
村上 喬
さえ渡る梅雨の晴れ間の星空に願いを込める「君に逢いたい」
30
もっと見る
[1]
<<
18
|
19
|
20
|
21
|
22
|
23
|
24
|
25
|
26
|
27
|
28
>>
[1077]