住川幸のお気に入りの歌一覧
海月琉珠
人混みを縫うのがずっと下手なまま流れ流され春夏秋冬
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リンダ
半月を味方に歌う青年に心ゆるんで夜を楽しむ
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リンダ
突き刺さる光りに花咲く夾竹桃われを嗤うな責めないで散れ
13
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詠み人知らず
夜が好き若い頃とは別の意味 ただ太陽が隠れてるから
13
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三沢左右
高度ゼロ スパンコールの星を敷きつめたレーンを泳げ夏の子
13
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まるたまる
踏切の向こうに会える筈のない君が立ってる世界は無音
14
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桜園
からみつき伸びゆくゴーヤに這う西瓜畑さまざま命の形
11
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市川ありさ
切り捨てた翼かがやくゆうぐれの車両はゆれてたどり着きます
5
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あまおう
風のない夜に鳴りだす風鈴はきみの気配を纏い囁く
9
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糸
暮れていく橙の道尾を引いて こっちに来いよと足をくすぐる
5
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ゆうくん
向日葵に 真夏のパラボナアンテナが 鳴るふるさとの 風を集めて
3
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由良
真っ白い貴方の上に薄墨の汚れを落とす私の涙
7
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葛山葛粉
目覚ましが世界中鳴る夜明けでも誰に見られることなくいきて
3
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紫苑
二杯目のピニャコラータは夜のため現実の風よエデンへと吹け
8
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詠み人知らず
オレンジから滴り落つる露のやうに瑞々しき日々我にはありや
10
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桜園
一夜明けあまた散りたる庭の娑羅花の白さに掃くをためらふ
15
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コーラ
時期はずれ青葉ばかりの薔薇園も君連れたらとゆめ花さかす
6
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黒きノラ
彦星は川を渡りて逢いに行く僕も渡るか、三途の川を
2
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葛山葛粉
名前ない切符ひとつになったなら海へ行こうと思っています
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葛山葛粉
耐えかねて落下してゆく一冊の重さを君が知ることはない
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