詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
ひげじぃ
颱風は霊山の嶺吹き越えて初風となり背後より吹く
8
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へし切
むなしきは秋の夕暮れ及くはなし涙に暗るる君が面影
14
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名鈴
むすぼほる 蓮の糸を 頼みにし 同じ台に 乗り合ひてしが
8
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ななかまど
羊雲ひとつちぎれてまたひとつ想いわびしく秋ちぎれゆく
11
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きくゑ
西班牙のトップブランド売る石が結界を巻きお守りとなり
7
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ひげじぃ
喪ひて初めてぞ知るうばたまの髪梳く君の指やか細し
10
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横井 信
機関車の力いっぱい駆けて行く橋のたもとに咲く彼岸花
13
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Aquarius
阻害する自分の意識に邪魔されず夢は無意識と出逢える場所
3
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茂作
戀の神無きことを知り同胞と 一晩だけのダダイストとなる
11
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朝比奈
花紅葉まだ染まらねば夜々痩せる月より他に見るものもなし
12
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坩堝
野仏に手向ける小菊野辺に摘む棚引く雲を山肌が着る
6
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葛城
無限なる宇宙も調和と秩序もちその花の如く整はれしか
10
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ひげじぃ
対岸の校舎を染める夕間暮 ブラスバンドは途切れに聴こゆ
13
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音弥
バラバラと未練もなげに散り落ちる庭の桜の葉に辟易す
13
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名鈴
我が為に 君が採りたる 蓮こそ 珍しきこと 限りなき花
11
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名鈴
極楽と ならびがおかの 寺池に 夏来ざりしか 蓮咲かぬとや
10
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へし切
公園にひびく園児の笑い声 泣き出しそうな空は 困り顔
11
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名鈴
去年の秋 駒の背に乗り 見し花野 綱引く君の 頼もしくけり
11
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葛城
罅割れた路面を浮かし潛行すその街路樹の太き根這へよ
13
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桃山
今年初マツタケ飯を馳走とし夫を迎えるランチの用意
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