あそびくものお気に入りの歌一覧
紫草
長らえし姑をみており吾が夫 俺は「あばよ」と死にたいと言う
12
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希
「必ずね」と約束した日が来なくても忘れずに咲く故郷のさくら
10
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みやこうまし
三寒と四温の温に御所の道盲目の夫婦手つなぎ過ぎぬ
8
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葵の助
晩メシは食ってくとメール午後七時カツオのたたきの気持ちを述べよ
9
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詠み人知らず
心臓の底を流れる春愁を 浅い眠りが堰き止めている
21
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恣翁
路に舞ふレジ袋 手にコンビニへ 駆け 戻り来し女の好もし
18
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そらの珊瑚
うつろわぬ花などないよと散り際に ほほえむように逝くラナンキュラス
12
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まるゆ
コーヒーが飲めるようになりました君が知らない私が増える
13
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芳立
わすれじな雪は消ゆともこぞの春ふるへつづりし停電の文字
13
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しづく
真っ白な貝殻ひとつずつ分けてふるさとの海 もちだすふたり
20
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しづく
やさしさでコーティングした言葉尻あなたホントは狡いひとでしょ
28
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浅草大将
聞くとなき耳にもかすか夕風にのりの鐘こそつき残りけれ
12
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みやこうまし
大文字ふもとの沢でクレソンを摘みて夕餉に自然を添える
11
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舞
カミさんがまた怒ってるアパートのドアからオーラ酔っても見える
15
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舞
語り継ぐ歌い継ぐべき苦しみを大和言霊歌に力を
9
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栞
飲み込んだ言葉の数だけ増えてゆく歌を並べてふくらむ想い
21
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詠み人知らず
合格か不合格かはガッコじゃない 社会に役立つ覚悟の有無だ
19
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卯月
いちめんのなのはなばたけみにいこう おててつないでうたをうたつて
7
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北彗心
翳りゆく 西の明かりに頰染めて 歩く二人の影ぞ寄り添ふ
7
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七色コイン
投げやりな言葉にしびれ温める。 愛と言う名の想いは風に
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