恣翁のお気に入りの歌一覧
舞
一日を終わりてひとつ溜め息を吐くがごとくに一杯の酒
12
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葵の助
兄ちゃんがおひるねしてるつまらないおきてよあそぼう「頼むからやめて!!!」
1
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葵の助
絶対に、嫁にやらんとパパが言う 三十過ぎてもそれで良いのね?
4
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詠み人知らず
肩書きは「行政実務嘱託員」臨時と言えど触れる県政
2
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ゆうくん
長崎忌 風に祈りの 声がして 一人捧げる 午後の黙祷
5
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三嶋
街路樹に みどり増えた と目を細め天を向くその木の名も知らず
4
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三嶋
手の中の檸檬はしんと冷たくてただ立ち尽くす朝の窓辺に
19
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あそびくも
雲の峰はぐれてあそぶ徒然に群れさだまらずはや秋たちぬ
14
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只野ハル
米国も戦果を報じ損害を伏せし事実の在りたるを識る
2
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平 美盛
暑さにも 負けず鳴いてる 蝉さえも ポロリと落ちる 夏の夕暮れ
4
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元円
ゼンマイの途絶えたように樹の蝉の地上に墜ちて二度と動かぬ
3
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七色コイン
神仏に挨拶だけの男です。願いの重さ知ればそうなる。
15
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そらの珊瑚
あの頃はそれが恋とも知らないで走り書きした白い五線譜
22
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まるえふ
傷つかず生きたいなんて虫がいい誰か傷つけ生きてるくせに
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須藤以心
東京を無きものとして生きる吾に悪魔を憐れむ歌 降り来つ
4
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芳立
白雨のなごりの露に池の面はみだれて空のかげぞ涼しき
13
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晴流奏
色付いたトマトをもげば青々と夏の香りのうつる手のひら
8
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透子
夕顔と天とが藍に染めるころ黒ぐろ響く遠雷の歌
7
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うにうに
まだ描けていない地平のその先へ踏み出した右足が冷たい
8
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山本克夫
向日葵がどや顔をして真昼間の八月すべて見下している
7
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