灰色猫のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
幼子のやはらかな掌の上すいかの種子は平和であれと
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び わ
土産買い「これとうちゃんの土産はい」渡すと家内おおよろこびし
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さへき さうじん
もうだいぶ昭和は遠くなりゆくに 戦後は続くよまだ何処までも
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中野美雄
しののめの月のひかりに浮かびくる きみの恋ほしや潮騒とほく
7
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中野美雄
入院せる母 丹精のブルーベリーの 色づく枝を 捧げゆかむか
10
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沙久
長いとも言えるし短いとも言えるあまたのお歌に幸あるように
34
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秋日好
両腕に収穫袋提げ歩く濡れた重みでズボンが下がる
14
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秋日好
「餓死寸前?」自嘲するほどずぶ濡れの雷雨の中の野菜の収穫
18
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歌蓮
下向いてぽちぽち携帯いじるより上向き青空でも眺めたら
10
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歌蓮
世の中の火薬が全部花火ならみんながきっと笑えるのにな
5
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歌蓮
風呂上がり髪整えつつ想うのは近づいてくる君と会える日
3
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木タロー
やり場なき空虚をはらみ夜を駆ける下弦の月よ我を射ぬけや
6
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千映
もう少しこころ解放出来たなら今夏に思い出もひとつ増えたね
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木タロー
おさなき日はじめてくちづけ交わした夜見ていたMOONよ今は見ないで
4
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木タロー
あのねもう代わりにお仕置きしたくないううんなんでも なんでもないよ
5
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木タロー
ぬらぬらと今宵は月が赤いからうさぎのひとみ色をなくして
6
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千映
もう十日日照りの時も知らずまま短き夏と総決算かな
10
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夢士
野分去り夏日戻りて蝉の鳴く神社の木陰しばし佇む
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千映
「たこの日」と知って献立直ぐに決めアボカド和えにて食す夕餉に
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蔓葵
秋たてばよも白妙の袖はあらじ月のあはれぞ色に出でける
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