灰色猫のお気に入りの歌一覧
川島さかな
この孤独すら仕組まれているだろう揺れるゆりかご電気で動く
6
もっと見る
みやこうまし
この夏に蝉の声聞き一安心何時絶えるかと毎夏に思う
12
もっと見る
ふじこ
あれこれと留守にするため片付ける手持無沙汰な君を横目に
15
もっと見る
安井シンゴ
日常に何度忘れしを何度でも思い出すべし長崎の鐘
10
もっと見る
コタロー
蝉時雨今日の命を燃やしつつ我に「ガンバレ」「ガンバレ」と鳴く
8
もっと見る
コタロー
早朝の池を歩けば口々に見知らぬ人が「おはやう」と云ふ
8
もっと見る
コタロー
一陣の風が吹きたる中空に羽根を廣げて鳥が乘りたる
7
もっと見る
コタロー
白球に青春賭けるユニフォーム汗と泪と土で汚れる
10
もっと見る
桜田 武
殿の意向忖度する譜代の臣外様の奇兵にエールを送る
7
もっと見る
秋日好
あきもんと 不思議なひびきのひらがながカラフル風に乗って届いた
14
もっと見る
秋日好
インゲンが優しく育ったこの夏の誕生日には何を返そう?
12
もっと見る
inosann
細竹の先を朝顔型に組む盆灯篭は赤青黄色
19
もっと見る
舞
うた一首尽くして一期ひと夏に残し転がる蝉むくろかな
15
もっと見る
恣翁
奥の間ゆ 黄泉路踏み分くる 亡き人の声聞かませば 悲しからまし
20
もっと見る
詠み人知らず
今日からは 深く大きく遠慮なく 吐ける溜息 気楽なりけり
19
もっと見る
詠み人知らず
繊細な技の結晶 玻璃の華 数多咲けるを 念ずる子猿
11
もっと見る
詠み人知らず
青空に向かひて ぐんと伸びつれば 心も快晴 足取り弾みぬ
15
もっと見る
詠み人知らず
悲惨なる戦の歴史垣間見き 阿鼻叫喚さへ空に聞きつつ
14
もっと見る
石川順一
目覚ましが結構長く鳴って居る父がようやく動き始める
14
もっと見る
石川順一
早朝の少しの明るみセミが鳴く今日は鳴かぬとリアルな気持ち
10
もっと見る
[1]
<<
2229
|
2230
|
2231
|
2232
|
2233
|
2234
|
2235
|
2236
|
2237
|
2238
|
2239
>>
[4552]