灰色猫のお気に入りの歌一覧
へし切
紅涙を泛べ悲憤をのり越えて平和を祈る長崎の像
21
もっと見る
中野美雄
波響動む切岸に黒む海桐実のましろに咲ける夏過ぎぬれば
5
もっと見る
ガイトさん
悲しみに寄り添う曲がいつの日か笑える曲になる日が来るさ
5
もっと見る
さへき さうじん
このごろは意外と聞かぬ蚊の羽音 それでも残る虫刺されの痕
8
もっと見る
西村 由佳里
スタンドの光が影を包みこむ逃がさないよとささやくように
5
もっと見る
海原 真生
猛暑日を ものともしない カーテンの無い窓 青く 冷気と眠る
4
もっと見る
海原 真生
この部屋に 自分以外の人が居た シャワーヘッドの位置を見ながら
3
もっと見る
敬之介
現世の野辺に春風たちこめて吾がすみれ花咲きいでにけり
6
もっと見る
歌蓮
教室は若さと希望で満ちていて体感温度が少し上がった
7
もっと見る
滝川昌之
体温と同じ大気に包まれて僕らは夏に同化してゆく
21
もっと見る
滝川昌之
手をつなぐ歳ではないが振り向いて君がいるのを見てから進む
24
もっと見る
kingface
立秋や遠くなりにき蝉しぐれ白雲のたり朝の静けさ
6
もっと見る
まあさ
戦争の 話を聞いて 作文を 書く事それが 宿題だった
13
もっと見る
川島さかな
この孤独すら仕組まれているだろう揺れるゆりかご電気で動く
6
もっと見る
みやこうまし
この夏に蝉の声聞き一安心何時絶えるかと毎夏に思う
12
もっと見る
ふじこ
あれこれと留守にするため片付ける手持無沙汰な君を横目に
15
もっと見る
安井シンゴ
日常に何度忘れしを何度でも思い出すべし長崎の鐘
10
もっと見る
コタロー
蝉時雨今日の命を燃やしつつ我に「ガンバレ」「ガンバレ」と鳴く
8
もっと見る
コタロー
早朝の池を歩けば口々に見知らぬ人が「おはやう」と云ふ
8
もっと見る
コタロー
一陣の風が吹きたる中空に羽根を廣げて鳥が乘りたる
7
もっと見る
[1]
<<
2228
|
2229
|
2230
|
2231
|
2232
|
2233
|
2234
|
2235
|
2236
|
2237
|
2238
>>
[4551]