山桃のお気に入りの歌一覧
粕春大君
常盤なる鹿嶋の森の木の陰に丹秀ふ御門を頭垂れて過ぐ
8
もっと見る
螢子
緑の指持ちたる友の芽とりせしデンドロビュームに春は来にけり
9
もっと見る
光源氏
なぐさむる言の葉あらば月影の渡らしましやと願ふ露草
8
もっと見る
紫苑
曇天に色溶け込めど白蓮はつぼみのうちに熱抱きをり
11
もっと見る
falcon
おみくじを結びし枝にあは雪のはかなく融けて思ひ消えなむ
7
もっと見る
詠み人知らず
月凍る冴え冴え渡る冬をゆけ静寂が闇に流れ出すころ
6
もっと見る
トーヤ
海苔巻きになるよう布団にくるまれて忘れてたのは枕買うこと
2
もっと見る
諏訪真
花や木々 流れ行きたる 風と雲 名があるならば 命も在ろう
6
もっと見る
諏訪真
今という言葉の陰に潜むのは消えた昔かまだ見ぬ先か
6
もっと見る
諏訪真
今一度 言問いただす この国は 汝が領く 物に非ずと
3
もっと見る
諏訪真
かいま見る 赤い夢の 海原で もう何度目か 打ち抜かるるは
3
もっと見る
諏訪真
ざわざわと心乱され落ち着かぬ 歌を詠むのはそんな頃合い
3
もっと見る
諏訪真
想像と鏡の姿 その違い 光の速さを垣間見ゆる
2
もっと見る
諏訪真
言の葉を操る術を身につけど心を手繰る術こそ知らず
3
もっと見る
諏訪真
季を語る言葉は数多あるとして寒暖の他知る縁もなし
2
もっと見る
諏訪真
同胞とゐう言葉すら死にかける数限りない裏切り故に
2
もっと見る
諏訪真
知られざる神と人との境目は大御宝の為に祈りつ
2
もっと見る
諏訪真
風に乗り 届いてきまし 唄声が 黙して伏せん 悲しきさまに
4
もっと見る
諏訪真
徐々に減る 求人募集 その様は やがて消えゆく 灯りの如し
4
もっと見る
諏訪真
もし 空に光も風も 地に水も 全て消えれば誰が残らん
3
もっと見る
[1]
<<
217
|
218
|
219
|
220
|
221
|
222
|
223
|
224
|
225
|
226
|
227
>>
[253]