石川順一のお気に入りの歌一覧
藍子
貴方とはやっぱり会話合わないしそろそろフェイドアウトの時かな
11
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赤石仙人
また一つ峰を越えれば新たなるたをやかな峰我を招くか
6
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赤石仙人
遷宮を果たしたるかな春日なる大社の柱朱に輝きて
6
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呉竹の憂き節
我厭ふ人をあはれみ吹くままに馴れて久しき峰の松風
6
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狭間
最後の日 君の面影 刻みつつ 新たな恋を 探す旅立ち
4
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あかつき
3号車 3番扉 帰路 メートル 無意識 上京3年目 冬
4
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狭間
白妙の 白衣に秘める こころざし 患者に寄り添う ナースの姿
4
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澄舟
そら色の手紙そえられ詞華集の届きぬ雲の重き夕暮れ
7
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狭間
一人旅 財布のなかに 忍ばせた 写真の君と どこどこまでも
5
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橙田千尋
後悔をリピート再生した後にいびつな虹を作る映写機
5
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夢士
言の葉の散りて冬枯れ野の原や雪の解け往く春はまた来る
21
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詠み人知らず
不都合があるとわが犬目をそらすそれが愛しくきちんと叱る
16
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夢士
還暦を迎ゑ戸惑ふあの頃の時や懐かし昨日今日かな
18
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藤久崇
み神楽も 宮の祓えも 共々に 君と見ばやな またの詣では
4
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夢士
あごの下ナデナデされて目を細む駅のベンチの幼き二人
14
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羯磨
おのが身は恋い焦がれたるもぐさ土ほんのりと声黄色くなりぬ
4
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羯磨
廃村に充ち充ちる時曖曖と聞く人のなきひぐらしの声
7
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萱斎院
待ちわびてまろぶうたたね目ざむれば 時雨に濡るるよはの月影
10
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沙久
コンビニに入るだけなのに深呼吸 立ち読み王子に話し掛けるため
20
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澄舟
雲重き夕ぐれ時にアンソロジー届きぬ青き手紙そえられ
10
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