山桃のお気に入りの歌一覧
でくのぼう
霜花の咲きし野原に星降れば久遠の言靈銀河をゆく
9
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笑能子
掌に乗るや乗らずの煩悩が人を動かす日々戻り来ぬ
4
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紫苑
水底に抱き合ふ腕のひとつありてどこまで蒼き冬のみづうみ
38
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たんぽぽすずめ。
冬野辺にもって生まれた一輪へ君もほころぶ今がその時
13
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Kantの娘
その昔遠野の里に吹いたてふ人捕る風の今日は帰るや
14
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螢子
この雪の名など知らねど明日の朝白き大地となりぬるを知る
11
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みやた〜
青春の骸のうへにしきつめよさくら色せるをとめのブラを
5
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詠み人知らず
紫の雲と空とを眺むれば君そばにいてこころ強くなる
4
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日野つみれ
前のよる降りて昇った蜘蛛がまた降りてそのまま昇らない昼
5
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まるたまる
ワープしたみたいに日常に戻る放り込まれた2LDK
5
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ななし野
ダイヤルがジーコロもどる時代から光の速さで生きてきたけど
4
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光源氏
寒き夜の露に草葉はうづもれて涙にくもる野辺の月影
10
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久哲
血のような青いカクテル 真冬日に祈りなんか込めたりすると
4
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東大寺
あの頃は むちゃくちゃだった 確かに私は 妻も子も 愛していたはずなのに
13
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村木美月
強風にあおられながら今日わたし「バカヤロー」とか叫んでみたい
10
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桧月
お互いの肩にもたれたまま長い髪を絡める 解く術は無い
2
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桧月
鈍色の弾丸だれかの夢堕とし 重くなる心臓浅葱色
2
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桧月
雨ざらし拭って溢れて繰り返し ヘテロが正しい恋なんだってさ
2
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桧月
広大な自由を映す水たまり そいつが欲しけりゃ不敵に笑え
5
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のびのび
鼻の奥つんとするでも耐えられるあの角までは落ちないで涙
4
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