芳立のお気に入りの歌一覧
聴雨
羽衣か富士の高嶺のしら雪か知らねど白し雲ゐながるる
9
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聴雨
一陣の雨さりてのち移ろへる虹のやうなる詠み人知らず
14
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浅草大将
土に立つ稲なみ越えてゆく見ればなどてこの世が末の松山
12
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聴雨
東雲のむらさきほどに漂へる香に微睡みてあさね髪梳く
17
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河のほとり
有明はとほき島べに影冴えて昔思へば千鳥鳴くなり
13
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横雲
若竹の猛りに酔へるこの一よさやぐねにこそふして乱れめ
8
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粕春大君
かくとだにえやはいぶかし学舎の愛子いぢめの法あらむとは
11
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紫苑
黒南風の日をきはまればあかあかとまなうらを染め花ざくろ落つ
13
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光源氏
うすべにの戀のささめき尽きしをり螢ながるる夜半の川風
15
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紫苑
友ひとり失ひしかもたまきはる我がすぎゆきに聴くマルティヌー
13
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浅草大将
散らずして朽ちゆく花を誰か見る杖のおきなの街宣に立ち
14
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浅草大将
うつろひし人の心をながむれば今年はうすきあぢさゐの色
13
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河のほとり
山路には雲吹きはらふ風もなく静けき木々にタ立のふる
20
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只野ハル
朝礼の無理難題を引きずって照明間引く夕礼になる
9
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光源氏
佐紀山に咲ける桜を見るほどにいかにかあるらむ君が思ひは
12
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聴雨
天地の結べる白き雨糸を織りて行き交ふぬれつばめかな
14
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るうしい
青梅のにおいをかぎにスーパーをはしごしているかわいた晩に
3
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どるちぇ
水無月の恋色淡しくちびるに紅さし指が置くもの想い
27
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聴雨
重ねしも消ゆる思ひを闇におき露もこぼさぬ螢かなしき
13
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紫苑
愛を込め目をうるませたのうさのうさ楊貴妃とう名のみどにあまし
6
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