御崎 耕のお気に入りの歌一覧
赤橙黄緑
色褪せたノートにやどるきらきらと文字が綴る記憶のかけら
5
もっと見る
紫苑
盛り上がりコップの縁に止まりいる水に自制のわななきを見つ
29
もっと見る
赤橙黄緑
ぽつり。ぽつり。枝にあしあと付けながら春に近づく梅のおしらせ
9
もっと見る
久哲
いつもより自由になった翼からひろがりなさい本当の海
22
もっと見る
たんぽぽすずめ。
元気無い時は陽の照るカーテンをシュパッと開けるだけで良いのだ
25
もっと見る
きりあ
東京の桜坂にも雪は降りあなたがわたしを思い出す朝
25
もっと見る
キタハラ
心臓の音が揃っていくよ ほら ちがう人間だから愛せる
11
もっと見る
赤橙黄緑
もう今が地球最後の日としてもおやすみなさいと言って眠ろう
16
もっと見る
きりあ
菜花茹でよう辛子マヨで和えたけど北の季節は未だに冬で
10
もっと見る
悠々
コーヒーの自販機一つ無い村の郵便ポストに「今晩は」を言う
22
もっと見る
悠々
君がくれたブラックチョコの銀紙にサヨナラを読むバレンタインディ
20
もっと見る
庭鳥
鍋よりも蕎麦の気分だ。指先が割れまくってるしやっぱご飯だ
6
もっと見る
紫苑
絡め取る不穏のいろのまなうらを染めれば岐路に月の見えざり
9
もっと見る
都季
さよならをまた何度でも繰り返し僕らは初めましてに出会う
17
もっと見る
羽
せつせつと語る言葉を甘受してかじる林檎にやわらかい蜜
22
もっと見る
浅草大将
探すなよとにかく俺は元気だと風の便りに聞いているなら
13
もっと見る
あみー
雪国に行くトンネルを反対に抜ければそれが春ではないか
14
もっと見る
詩月恵
理由なんてなくていいんだ雪時雨 君がいるだけ好きがあるだけ
10
もっと見る
でくのぼう
光降る野原のすみの叢に寢て心灼きつつ蒼穹に映せり
8
もっと見る
向日葵
「最新」や「流行り」は何の意味もなく父は三年寝かして使う
8
もっと見る
[1]
<<
17
|
18
|
19
|
20
|
21
|
22
|
23
|
24
|
25
|
26
|
27
>>
[75]