庭鳥のお気に入りの歌一覧
あそびくも
するすると絲を解くやうに蘇る昔なしえたわざの愛しさ
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栞(しおり)
きみのこと遠くの人って決めたのは他の誰でもなくてあたしだ
5
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白亜
こころの中のざらざらになった部分に君の歌をぬっておきます。
7
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詠み人知らず
すれ違ふ心と心術もなく波立つ裡を悟られぬやう
7
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浅草大将
青丹よし奈良井の宿にその名あれば木曽路の秋に訪ねこそ見め
16
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紫苑
特攻花外来ゆへに厭ふるもあり花はただ在りて咲けるも
12
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只野ハル
蕗の佃煮作らず梅も漬けず夏が近づく気配覚える
6
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螢子
異常気象全国ニュースに載るたびに我がふるさとは認識さるる
10
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螢子
繁殖力強きがために抜かれゆくオオキンケイギク植えたるも人
7
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紫苑
安穏をなど貶したきまろまろと太れる蕪を真二つに切る
16
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環
一二三四五六七八九鴉ばかりの水田である
3
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まるえふ
雨の降る名もなき夜はただ長く昔の恋人を思い出してる
11
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栞(しおり)
まとまった雨というのは世の中の何をまとめた雨なんだろう
4
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栞(しおり)
足の爪切るスパンより君に会うスパンが長いことに気付いた
4
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芳立
世に生ける意味を十字で答へよと非実在より質す歌姫
5
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きりあ
臆病な兄妹だから言い合いをすることもなく言及もない
6
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さる
両眼にレザー治療をうけましたもっと多くの本読むために
6
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藍鼠
出来合いの笑顔の仮面がはじめての装備となりし人生ゲーム
9
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光源氏
初瀬川寄する思ひの舟心定めなき世に浮きて沈めど
11
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一
よろこんでもらえてないと知りながら結局いつも最後までする
3
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