まるたまるのお気に入りの歌一覧
芳立
デマ差別古米買ひ占め人間の醜さばかりさらす原発
7
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でくのぼう
風評に惑わされしは京の町黙靈を殺ぐ礫の時よ
9
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白川剛
柿若葉根津の坂にぞ萌ゆるなるながめつ行かばしづ心なし
12
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螢子
滲んでる涙がしみるこれからは貴方を映すことなき瞳
11
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芳立
暮れてなほあつさやまねに月かげのまだきもみづる秋たちにけり
11
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さる
久しぶり君の歌みて懐かしく涙か汗かわが頬伝ふ
6
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白川剛
やすらけき眠りを得るもままならで蚊の鳴くを聞く夏のあかつき
7
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芳立
わが恋の常夏草のしげきにもなどてかあきの花はさかれる
9
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晴流奏
色付いたトマトをもげば青々と夏の香りのうつる手のひら
8
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七色コイン
夏色の君の素顔を思い出すきみの笑顔は綺麗になった
14
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浅草大将
つち底の御たまの声かひとときを黙し祈れば蝉しげく鳴く
25
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あそびくも
徒人の浮き世を泣くか蝉時雨つなぐ祈りな常し忘れそ
12
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三沢左右
今日の日はグラス二つを鳴らし合おう 笑顔透かして高く一音
15
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たんぽぽすずめ。
縛られた夜の記憶でお互いに悶える愛は闇より深し
14
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詩月恵
ペンギンの見上げる先はいつか見た果てなく続くふるさとの空
16
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きりあ
人形の衣裳の裾は煌びやか花野の上にぶどうの小房
7
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芳立
やぐら組むころとはなりぬわれもまた踊り迷へる逆さづりかな
4
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七色コイン
きみの声ただ一声で此の星が色づいてゆく回り始める
25
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みなみぐち
路地裏のどんづまりまで来てしまうあなたを好きな理由探して
8
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七色コイン
永遠の眠りを我は欲すなり悪魔の魂を宿せるゆえに
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