由良のお気に入りの歌一覧
村木美月
降りだした雨に震えて走ってく5分逢えたら幸せだから
10
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元円
狂おしい耳鳴りに似た鳴き声は思い遂げずに生きすぎた蝉
8
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光源氏
夕顏や枕をかはす夜の月かぎりの花に露を結びて
18
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浅草大将
一度かあふひの味を知りぬればなど忘らるるみとのみつ圀
10
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白亜
向かい風 前からおまえを知ってたよ。空を飛ぼうと決めたときから。
15
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トーヤ
夏空が書き換えていた筋書きはまだ終わらない「奇跡」の続き
7
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あそびくも
満ちて欠く影うつろへど吾が恋は常し世渡る月にこそあれ
13
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きりあ
誕生日おめでとうと呟けば命のふちは更紗の手触り
9
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白亜
もう少しだけつながっていようか。哀しみだけが僕らを結ぶ点としても
6
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三沢左右
天秤にごろり2つのフルーツはみずみずしさで釣り合っている
12
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白亜
すきなだけ迷ってごらん、本の森 (できたらおとなになる前に)
19
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トーヤ
わがままと押し込めるのは簡単できみから欲しい「がんばれ」の声
6
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楓
カラコロとグラスの中で氷鳴る蒸し暑い日のアイスコーヒー
3
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紫苑
花咲かば揃うて鳴けとまた一羽桜の下に埋めてやりぬ
14
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浅草大将
ゆく夏をつくつく惜しと鳴く蝉の声も微かに秋を告げつつ
31
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あそびくも
松の葉のいつともわかぬ人なれどふと驚かす晴れ衣の君
9
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楓
桃色のガク紫陽花が美しく時の流れをひとりじめする
1
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恣翁
憂鬱に 山を染めたる 夏色を 私雨の 白く消しゆく
24
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あそびくも
斜に奔る白紫の稲光り雨脚はやく宵の更けゆく
14
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浅草大将
草の陰いつしか秋をさきがけてひそかに夏をこすもすの花
22
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