まがねのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
細々と砂漠に水を撒くような 果てなき徒労に思えし夫婦
12
もっと見る
ヒナ・ヒナタ
朝焼けに色彩を得たビルの中むすんでひらいてさよなら告げて
5
もっと見る
ヒナ・ヒナタ
唇の端のほくろを食べたくてこぼれぬようにそつと重ねる
16
もっと見る
祐鈴
クレヨンで描かれにける似顔絵に、合わせてつける赤い口紅
4
もっと見る
リンダ
歌ネタは吾子から仕事、介護へと人生うつす鏡なるかも
10
もっと見る
ひかげ
光 熱 すべてが消えた深海でその声だけがからだに響く
4
もっと見る
へし切
亡き妻に あの世とやらで 逢ふたなら老いたる僕は とまどいの中
13
もっと見る
いり子
「サンタさんいるよ」と同じ優しさで父親に言う「彼氏いないよ」
33
もっと見る
詠み人知らず
太陽と海と大地を授けられ なお奪い合う生き物がある
10
もっと見る
あき
あの空に二人で逃げてしまいたい だけどパズーの鞄がないの
17
もっと見る
あき
この秋にはじめた趣味は神々と御縁をむすぶ御朱印あつめ
10
もっと見る
夏恋
評論家、らしきものらの口にする人権センス、ホワイト仕様
9
もっと見る
いり子
お母さん、病院帰りにプリン買うようにしつけてくれてありがと。
9
もっと見る
へし切
赤とんぼ 添え木の先に 翅休め急ぐ君にも 休息は要る
14
もっと見る
紫苑
まなかひにひろごる闇をうつ指のかずこそ知らねあふれくる水
11
もっと見る
みなま
注射前 子らの選びしシールにはつたない手描きのアンパンマンが
10
もっと見る
詠み人知らず
教科書のない恋愛の初回から 最終回まで君だけがいい
16
もっと見る
聴雨
夜は更けて墨をふくめし筆さきの硯の海におとづれる月
18
もっと見る
卯月
夢と愛と勇気を連れてもう誰も飢えて泣かない優しい国へ
6
もっと見る
いちにのパッパ
ママのこと大好きだからオハヨウもパパよりママに大声で言う
6
もっと見る
[1]
<<
17
|
18
|
19
|
20
|
21
|
22
|
23
|
24
|
25
|
26
|
27
>>
[56]