あそびくものお気に入りの歌一覧
小山 薫
病ゆへ休みを得たる早春の野花咲なむ故郷の丘
5
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河のほとり
春雨に初音かなしき鶯の花の宿りへ帰るさの空
12
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車男
鶯の初音の響き伴いて靄はたなびく讃岐の丘を
16
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恣翁
若き日に耽りし酒色 春の夢 詠めば さやけく甦りけり
24
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悠々
古文古語知れどかひなきいにしへの大和のこころあらざる人は
18
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yukinaga
ぬばたまの宵のしじまに恋猫の声煩わし衾かづくか
8
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山本左足
いい加減採用しろよ履歴書も数限りある資源なんだぞ
15
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在原紀之
日本海車窓に映しきたぐにへ向かう夜汽車は舞台を降りぬ
13
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風蘭
忘れてた古文を学び直せよと言われたみたい辞典見つけた
14
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浅草大将
時つ風吹かばふけ夜の船泊りなくてすま帆と誰さはぐらむ
9
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武田シンノスケ
春来しと 瓦を叩く 雨の音 聞いて夢路へ 就く丑の刻
5
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あき
うぐいすがわたしの庭を訪れて寝すぎた梅を起こしてまわる
20
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ことほぎ
防波堤一丁前に目を細め 落つ陽眺める金色の猫
8
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悠々
葉櫻の頃に逝きにし母なれば櫻散るな散るなと祷る
26
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風蘭
人は人私は私同等にひとりひとりが蓮華座の上
12
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ユーカリ
強がりを見抜けぬなんて、ゴミ箱のゴミより軽くあしらってやる
6
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詠み人知らず
ぱちん、ぱちん。 伸びた爪切る風呂あがり 床の上にも 細い三日月
5
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紫苑
ひとり汲む葡萄酒苦かり十字架に打たれし釘は曲がつてゐたか
8
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ふきのとう
目にとまる可憐に咲きし黄色花君に似てしかその名知りたく
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詠み人知らず
潔く「ありがとう」と言える人 そういう人にいつかはなろう
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