滝川昌之のお気に入りの歌一覧
近江の人
切り落としと謂えども美味しい近江牛さあ煮えたてを召し上がれ
3
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詠み人知らず
噎せるほど籠れる 精の匂ひ掃く風 乳房透く布そよがせぬ
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詠み人知らず
給料日 懐ホカるこの時に 久方ぶりに しゃぶキメてやる
12
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詠み人知らず
雨にも負けず 風にも負けず 無理解や差別にも負けぬ丈夫な心を持ち
14
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詠み人知らず
ふけにけり 乾ける風に月さえて はづれの寺の鐘響みけり
16
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舞
近づいた冬の香りの朝の日のたおやに差せるもみじ葉の色
11
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び わ
妻の句は瞬時にうまれ味がある吾は苦労し一首がやっと
9
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とはと
編む蜜と団子に続く鼻鳴らす甘い企て重さを諮り
7
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inosann
夜半に覚め時の重さが圧し掛かるズシリズシリと秒針に乗せて
24
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遠路
あいされることが幸せなんだって だれかが決めたこの世のことわり
4
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萱斎院
うたたねに夢とも知らずしづむ宵 せめておぼゆる過ぎし月日を
9
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詠み人知らず
雨あがり虹かかった赤レンガうっかり籍を入れてしまった
4
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恣翁
己が絡む心知りぬがに 黒衣の 身だれて 今朝はものをこそ思へ
17
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詠み人知らず
揺れる尾をはしゃぎながら追いかける我が子のナニーは近所の老猫
3
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詠み人知らず
洋服も携帯電話もすぐ変える変えないものは隣で寝てる男だけ
3
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夢士
旅の窓外は紅葉の色流れ内はスマホの画面光りぬ
15
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詠み人知らず
白い肌薄茶の髪に半ズボン苦手なのに初恋だった
4
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夢士
列なして指立てスマホゲームする老若男女おなじ手捌き
16
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紅孔雀
いとけなき吾子が面影うちおぼゆ ひとりかも寝む霜夜の床に
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詠み人知らず
汽車道の敷木にヒールを取られぬようあなたの嘘を数えて歩く
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