恣翁のお気に入りの歌一覧
ゆべし
琥珀色グラスの中でちびていく氷をつまむ真っ赤なネイル
5
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山桃
あふのけにゆめの井落ちて見上ぐればうつつすべなき蒼き静もり
6
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只野ハル
閉じた書の次の件の気に掛かり続きを辿り朝陽上れり
4
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たんぽぽすずめ。
ギリギリでカップをかすめグリーンから落ちたボールに人生を見た
2
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ふきのとう
秋晴れにウォーキングに励む人曲にあわせてリズム良くゆく
12
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けにちん
窓あけてひりりと秋を吸い込んでおはようの口震わせ遊ぶ
5
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和
うなだれた頭をコツンと叩かれた見上げた月があなたの笑顔
5
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せいか
白木綿あるいはとれた木のボタン「なんでもない」ものになりたいの
7
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光源氏
浅茅生の小野の小町の面影をしのぶよすがはあとかたもなし
6
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ケンイチ
うららかな秋のひと日の枯葉みち悲しいほどに無力となりて
11
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ほたる
一本の煙草が尽きる時間だけ君の孤独を見つめている秋
25
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紫乃
どうしても左右にはねる寝癖さえひよこの逆毛のように愛しい
6
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たんぽぽすずめ。
茹でてなを閉じた浅利が煮え切らぬ恋をするなと囁く夕べ
16
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西村 由佳里
見上げれば 空にオリオン またたいて 冬が来るよと ささやいてくる
7
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まるえふ
今更に育った家庭は恨まない俺もええ歳それ位解る
10
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紫草
今日もまたなじみの寢顏口あけて 指先動き頬つまみみる
5
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紫草
月宿るさみしき夜の繰り言は 悟り顏した猫に聞かせて
18
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薫智
「あっタチだ」同窓会も変わらずに呼ばれるあだ名くすぐったくて
4
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薫智
高校の頃のあだ名で詠んでいる当時の想いすくえるように
5
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せいか
またいつか大きな災害襲い来て似非識者どもは語るのだろう
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