KENのお気に入りの歌一覧
灰色猫
欲望は満ち足りることないままに愛を持ちより愛を演じて
10
もっと見る
灰色猫
亡くなった君の彼との思い出もすべて含めて愛しています
8
もっと見る
横井 信
まだ暗い朝のホームで待つ列車 雪雲を背に北へと向かう
16
もっと見る
灰色猫
お日様の匂いのふとんあたたかな眠りのなかで亡き祖母に会う
13
もっと見る
滝川昌之
し忘れた事はないかと問う師走 新旧手帳を引き継ぎながら
13
もっと見る
名鈴
不断なる 読経と香と 御灯明に 此の世の外かな 本廟のうち
13
もっと見る
音弥
目的に向けて進みし足跡は迷わず歩む新雪の上に
14
もっと見る
ななかまど
目が放つことばは誠かたりたり顔半分をマスク覆えど
10
もっと見る
橘
小雪まう遠き山々色薄く春まつために眠りはじめる
13
もっと見る
横井 信
足早ににぎわう街を通り抜け頭をめぐる今年のニュース
7
もっと見る
名鈴
如何程の 人や斯く迄 懇なる 固き契りを その身に受くる
17
もっと見る
滝川昌之
焼そばの湯きりにポンとステンレス跳ねた下宿の狭き流しよ
18
もっと見る
灰色猫
嘘を吐くことを覚えた人類は仲間を増やし他種を駆逐す
11
もっと見る
ななかまど
目につかぬ隅の蜘蛛の巣掃除して老いのタスクの一つが終わる
12
もっと見る
草木藍
夕方の光透かして干し柿の食べ頃なるはあと少しかな
9
もっと見る
滝川昌之
孤独とは慣れてた頃には平気でも戻るとなれば辛いのだろう
15
もっと見る
橘
澄み切った大気の中に瞬くは思考凝らしたイルミネーション
5
もっと見る
名鈴
叶へたき 真の願ひは 何なりや 人には問はで 我が本意を辿る
10
もっと見る
ななかまど
歳晩の疫病歩一歩近づきてくびをすくめて居るだけの冬
7
もっと見る
横井 信
月の無い空に輝く三つ星に忘れかけてた鈴の音を聞く
11
もっと見る
[1]
<<
213
|
214
|
215
|
216
|
217
|
218
|
219
|
220
|
221
|
222
|
223
>>
[598]