滝川昌之のお気に入りの歌一覧
明星
買つたのが腐つてたあるある話大事なのはねその對應ぢやよ
5
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ふじこ
ガタガタと「我を入れよ」と主張する寒がりなのか北風小僧
21
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詠み人知らず
ヒィス這ふ野末あらぶる孤り児の終には己れ焚き尽す炎
6
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詠み人知らず
時々は砂ふふむ貝の後味と似通った歌よんで了ふ
7
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詠み人知らず
古さびた御寺も古へ溯るほど生々しい色また彩かさね
9
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詠み人知らず
昼さがり枯山水なまぬるく御佛おんまへ暫し微睡む
7
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詠み人知らず
夏と冬の間はさまる栞みたい秋も三ヶ月は有ると言ふのに
9
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近江の人
直政像彦根の城下凛と建ち四百年の落ち葉降り積む
2
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falcon
北の空まだみぬ砲火ほのめかす武器商人にをどる悲しさ
10
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inosann
いつかみな煙となって消える身に託す愚かを悟られずいる
26
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秋日好
痩せ衰え胸に手を当て涙ぐむ夫の姿を夢に見た朝
18
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ななかまど
カエデの葉しがみつくよに寄り添えど空に放して風の逃げゆく
6
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舞
マッチ売る少女もいない街角に野良猫のそり木枯らしに立つ
12
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半格斎
嚴しい目 坐して默する母の夢 何云わんとや明け六つの事
24
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夕夏
なにをなすとかのこすとかしんぺんせいりふぼよりもらうものもあり
2
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月虹
お互いの質量と恋を推し測り解答欄は空白のまま
27
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び わ
介護されすいませんとの言葉ありいずれ我が身もたどる道かも
8
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とはと
便箋の中に収めて透かすこと放り留める読点と月
11
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詠み人知らず
絡め合ふげんまんの指いずこにや 夢はまぼろし 醒めなばひとり
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詠み人知らず
触れられぬ小指で結ぶげんまんに ただ憧れて夢に通へり
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