KENのお気に入りの歌一覧
さいおん
哥詠尓 響言葉 慎気尓 明茂未 不詠吾姉生
8
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さいおん
吾只 一粒乃塩 鯨魚取 公波大海 温溶為母
9
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灰色猫
夜の海を渡るるために天を見ば北斗の星に死兆星あり
10
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灰色猫
悠久の波が洗ひし石ころを宝のごとく集めしぞかし
11
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灰色猫
桃色に悴むその手ご褒美に雪に凍ゆる髪をなでずや
13
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灰色猫
白月の夜を冴え冴えゆく舟は天の銀河を遊泳せめり
11
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滝川昌之
大人でも誰かに頭撫でられてこの一年を認められたい
17
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名鈴
滾つ瀬の 早かる程も 見果せで この身を投げて 恋に溺れむ
14
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名鈴
南海の 貝や旅して 磨かれて 漆の櫛に 咲く花となる
15
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ななかまど
ゴーツーの行くすえとみにあやしかり期待三割憂慮七割
5
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横井 信
冷えてゆく身体をぎゅっと抱きしめる師走の空に三日月のぼる
11
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橘
どれかひとつ均衡くずれ愁訴あり体の信号見落とさぬよう
7
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橘
抱え込み容器ゆすれば一瞬で氷砂糖は溶けて消えゆく
6
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橘
暖房のいっさい要らぬ国にゆく長年の夢いまも叶わず
6
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横井 信
年の瀬のすずめの歌を聞きながら鈍行列車に揺られて行こう
13
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ななかまど
堂塔の千年の息しずかなり奈良の都の秋の夕ぐれ
23
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音弥
羽化までの春をただ待つ物陰の蛹は強く冬を耐えぬく
24
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名鈴
よきものを 共に眺めて 守り合ひ うち語らひたし 許さるるなら
30
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滝川昌之
海面は気圧で上下に微動する「西高東低」浮く相模灘
17
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灰色猫
誰しもの美しき花ではならねども種を抱きて花を生きたり
14
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