KENのお気に入りの歌一覧
ななかまど
短りし一日の過ぎる山端には冬至南瓜のごとき夕色
15
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名鈴
明かき朝 暗き心地で 目覚むるも 生きたればこそ 幾度もあれ
9
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滝川昌之
明けぬ夜のヘッドライトに避けられて冬至早朝出勤つらし
17
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Chico
くぐもれる世界史をいま生くきみにはろばろとした余白あかるき
11
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Chico
( 微睡める淺き被寫界深度にて浮かびくるひと覺えゐし )「 春! 」
5
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Chico
あわあわと淡き被寫界深度にてサボンとともに浮かびくるひと
4
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音弥
築山に降りに降りたる落葉の堆積にまず後退りする
6
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出羽守
新雪を 踏みしめ 音の大きさに 赤穂浪士の 足元想う
5
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出羽守
新雪の 未踏の畦道 ジグザクに 行くは小さき 人の意志なり
10
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さいおん
拗足 道乎往尓波 暇入 直波疾尓叙 味気無礼者
5
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さいおん
哥詠尓 響言葉 慎気尓 明茂未 不詠吾姉生
8
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さいおん
吾只 一粒乃塩 鯨魚取 公波大海 温溶為母
9
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灰色猫
夜の海を渡るるために天を見ば北斗の星に死兆星あり
10
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灰色猫
悠久の波が洗ひし石ころを宝のごとく集めしぞかし
11
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灰色猫
桃色に悴むその手ご褒美に雪に凍ゆる髪をなでずや
13
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灰色猫
白月の夜を冴え冴えゆく舟は天の銀河を遊泳せめり
11
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滝川昌之
大人でも誰かに頭撫でられてこの一年を認められたい
17
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名鈴
滾つ瀬の 早かる程も 見果せで この身を投げて 恋に溺れむ
14
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名鈴
南海の 貝や旅して 磨かれて 漆の櫛に 咲く花となる
15
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ななかまど
ゴーツーの行くすえとみにあやしかり期待三割憂慮七割
5
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