滝川昌之のお気に入りの歌一覧
へし切
君がいたしあわせな日のあの頃に僕のこころは置きざりのまま
25
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藍子
柳散り去り行く秋を告げる午後小春日和に暫し微睡む
14
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千映
飛び出した羽毛布団の羽根たちに「元気よすぎ」とたしなめる朝
14
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内藤芽亞
僕は僕自身が僕のこと思い僕を知らなきゃ消えちゃいそうだ
5
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西村 由佳里
黄緑のブーツで空を飛ぶ前に君にあげよう始まりたちを
8
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文月
庭石に腰をおろして小春日の温き日向を猫と分け合ふ
11
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文月
積まれゆく藁塚の香のなつかしく胸に仕舞ひし父母顕ちかへる
4
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銀
目を閉じてしまえば真昼に貫かれ涙になるとわかっていたの
3
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祈り花
山茶花の咲くより早く散る如し數多の蕾咲き急ぐなかれ
9
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銀
古の狩りをしながら分け合った煙の記憶呼び覚ます朝
6
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ななかまど
陽だまりで憩う老爺にどれほどの時や残れる老人ホーム
5
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舞
青雲を抱きて出でしふるさとを懐かしむともはや異邦人
10
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inosann
出来映えを彼の世の親に聞いてみる吾が人生を振り返りつつ
19
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明星
富士の山遠くで臨む山なれば皆見てみんと大和の人や
6
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とはと
真向いの白が占め窓景に住み広げ絹引く枠と数枚
4
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び わ
難聴で視力もおちて声は枯れ だが人生はこれから本番
7
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銀
片翼の烏は笑う夕暮れが溶かし爛れたお前のこころ
7
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銀
異星人ごっこをしようこの星もきみも知らないまっさらな僕
4
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銀
数多ある星瞬いて変わらない道に降るまま防護服の熱
4
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志万
はらを切りさゐて中まで手を入れてどうか肚まですべてあなたに
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