詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
水月
暖かく幸せな影浮かべては布団に潜ってクリスマスソング
11
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滝川昌之
紛争と貧困と飢餓と国境が消えて安らぐ聖夜となれ
20
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水月
我が恋をから紅に染めゆきて さらす寒風あとは散るのみ
11
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水月
月鏡如く冴えゆき見透かすは浮かぶ影への覚悟の躊躇い
9
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吉野 鮎
きみ心空なる人の僞りに海面漂ふ下弦の月影
17
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吉野 鮎
うつぼぐさ冬ざれの道霜の朝蘇る陽に新たを芽吹く
10
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横井 信
颯爽と 冷たい空気を 走ってく 姿を見つけ 背筋を伸ばす
19
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秋日好
才能の信じられない若き日に躊躇い過ごした苦さを思う
20
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詠み人知らず
たったひとつオーダーメイドの痛み持ちわたしもきみも一首をつくる
19
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詠み人知らず
おんなじに感じるこころは持ちづらいだからね私はここであそぶよ
15
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詠み人知らず
友思い閉じる道にもひらくはな大島桜の舞う春を見つ
18
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千映
諭してもその場限りの母となり長生きもまた辛いものかと
17
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石川順一
夏草が生えて居た頃思ひ出すマルバアサガオマメアサガオも
12
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夢士
子ら跳ねる銀杏落葉の公園のベンチに一人居眠る老爺
16
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吉野 鮎
あなたの底ゐに覗くもの また 水底に積む澱にもにて
13
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吉野 鮎
欅並木蒼空を刺す裸枝に別離のときの晩夏光忘れじ
15
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吉野 鮎
あたはざる夢はかなさの人こひの熾火の炎沒つ陽の刹那
14
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秋日好
冬至まで働き十日間休み正月二日が仕事始めで
12
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秋日好
初めてを共に過ごして夜が明ける障子の外に貴の春の歌
14
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秋日好
好きな曲開いて見れば二楽章細切れの知のパッチワークを
12
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