KENのお気に入りの歌一覧
灰色猫
太陽に焼かれし砂を踏みしめば真夏きたりとその熱に知る
10
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灰色猫
秘めやかにポストを開くる雪よりもひとへに白き恋文きたる
13
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灰色猫
逆らひて旅しくれども星々と語りあふらば孤独ならずや
11
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灰色猫
この星が燃え尽くるまで別れずと誓ひあひしに八千代の夜に
11
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灰色猫
海月の儚き夜は星かすみ標なくせし恋路のごとし
12
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横井 信
ゆっくりとのぼる朝陽のぬくもりに夜を照らした灯りは消えた
12
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名鈴
儺遣ひの 後の逢瀬を 頼みにし 今より弓矢で 鬼払ひたし
17
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音弥
降雪の洗礼をうけ草々は凍えひれ伏す冬至の回廊
25
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葛城
幾百てふ夏に變はらず鳴く蝉の聲の繁きに今朝も目覺めぬ
10
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橘
街路には枯葉もなくて寒々と歳の暮れ行くのみを待つかな
9
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ななかまど
短りし一日の過ぎる山端には冬至南瓜のごとき夕色
15
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名鈴
明かき朝 暗き心地で 目覚むるも 生きたればこそ 幾度もあれ
9
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滝川昌之
明けぬ夜のヘッドライトに避けられて冬至早朝出勤つらし
17
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Chico
くぐもれる世界史をいま生くきみにはろばろとした余白あかるき
11
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Chico
( 微睡める淺き被寫界深度にて浮かびくるひと覺えゐし )「 春! 」
5
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Chico
あわあわと淡き被寫界深度にてサボンとともに浮かびくるひと
4
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音弥
築山に降りに降りたる落葉の堆積にまず後退りする
6
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出羽守
新雪を 踏みしめ 音の大きさに 赤穂浪士の 足元想う
5
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出羽守
新雪の 未踏の畦道 ジグザクに 行くは小さき 人の意志なり
10
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さいおん
拗足 道乎往尓波 暇入 直波疾尓叙 味気無礼者
5
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