KENのお気に入りの歌一覧
灰色猫
少年はジャングルジムより見し月に大人となりて着陸しけむ
7
もっと見る
灰色猫
華やかに着飾る君よりすっぴんの素顔の君に恋せるぞかし
8
もっと見る
灰色猫
生かさるる命があらば死にゆくも定めならむか流るる星ぞ
8
もっと見る
灰色猫
聖誕祭母とふたりで祝いをり父に供えしビール共に呑む
12
もっと見る
ななかまど
律儀にもフェイスブックが教えくるもう繋がらぬ友の誕生日
11
もっと見る
横井 信
仄暗く影は揺れてる寝過ごした窓の外には朝焼けの空
12
もっと見る
さいおん
久方乃 今宵乃天乃 雲晴可 星離鴨 月離鴨
6
もっと見る
Chico
椅子ひとつ( いまだ生まれぬぼくのため置くひとのゐて )そこに本読む
12
もっと見る
草木藍
脱輪を助くる人に技のあり技も道具も持たぬ我なり
6
もっと見る
ななかまど
憧れの百科事典はさびしくも壁の飾りとなりて玉無し
10
もっと見る
灰色猫
太陽に焼かれし砂を踏みしめば真夏きたりとその熱に知る
10
もっと見る
灰色猫
秘めやかにポストを開くる雪よりもひとへに白き恋文きたる
13
もっと見る
灰色猫
逆らひて旅しくれども星々と語りあふらば孤独ならずや
11
もっと見る
灰色猫
この星が燃え尽くるまで別れずと誓ひあひしに八千代の夜に
11
もっと見る
灰色猫
海月の儚き夜は星かすみ標なくせし恋路のごとし
12
もっと見る
横井 信
ゆっくりとのぼる朝陽のぬくもりに夜を照らした灯りは消えた
12
もっと見る
名鈴
儺遣ひの 後の逢瀬を 頼みにし 今より弓矢で 鬼払ひたし
17
もっと見る
音弥
降雪の洗礼をうけ草々は凍えひれ伏す冬至の回廊
25
もっと見る
葛城
幾百てふ夏に變はらず鳴く蝉の聲の繁きに今朝も目覺めぬ
10
もっと見る
橘
街路には枯葉もなくて寒々と歳の暮れ行くのみを待つかな
9
もっと見る
[1]
<<
210
|
211
|
212
|
213
|
214
|
215
|
216
|
217
|
218
|
219
|
220
>>
[598]