石川順一のお気に入りの歌一覧
ラベンダー
同じ歳 竹馬の友の 吾と夫 経し年月を 互いが映す
21
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たけくらべ
木枯らしの吹き荒ぶ夜を忍ぶれどやがて散るらむ冬の病葉
26
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藤久崇
褐に紅 緑を合わせ 淹れし茶の 湯気の薫りに 冬も長閑けし
8
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灰色猫
こっそりとぼくのハートに旗を立て忘れな草を手向けるあなた
18
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灰色猫
求めては茜色さすあの空にあの日の空に散ったひとひら
20
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灰色猫
いつもよりほんのり強く燃え盛る灯火に染む革命前夜
14
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灰色猫
お母さん僕には友ができました弱みを見せれる大事な友が
22
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灰色猫
火葬されわたしは空になれましたどうかわたしを忘れてください
13
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藤久崇
「日本死ね」 かくは言わねど くたちゆく 浮き世に向けて 「貧乏を殺す」
4
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蔓葵
あへて世の茨の道を行かまほし繁るも枯るもおのおのの道
12
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のらねこ。
独りとて望んでならば良いものを狼になれぬ僕は野良猫
6
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舞
暗きなかラジオ聞きつつ弁当を作れる妻の背におはようと
15
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新座の迷い人
妻の部屋 外眺むれば 紅葉が 始まり眺め 楓なら嬉し
6
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せし
気怠さが我が身を殴り迸る痛みはないが目覚めに渋る
4
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松本直哉
やはらかく冬のひかりの降る午後をふろふき大根煮ゆるしづけさ
12
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inosann
ふと思う幼き頃のご馳走に母持ち帰りし振舞い弁当
21
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ラベンダー
直後には 喧嘩をしても 仲直り 祖母亡き後も 吾救う絆
18
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絮谷新
イタリアンホワイト摘みて徒らに過ぎし日の歌口遊みつつ
23
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こゆび
君の骨 木漏れ日のよに隙間から こぼれ落つ光楽園への門
4
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まあさ
担当医 病院内のコンビニで サンドゥッチを買う 午後三時
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