石川順一のお気に入りの歌一覧
桐生賄
今日はまだ 既読が付かぬ 子のLINE 疲れて寝たのか 気にしつつ寝る
21
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あーもんど*
きっとまた 見知らぬ君と 後の世で 涙堪えて 発する言葉
6
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杉森伊織
君の声 聴けぬスマホの 文字羅列 うたで思いを 伝えられたら
6
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へし切
思ふとも恋ふともあへぬ君なれや雲居はるかに吹き渡るかな
38
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杉森伊織
短くも 言の葉散りばめ 書く君の 心は何処 夜の帳に
5
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鰹鯨
鏡月とフライドチキン(骨無し)をコンビニで買ふ 白波の果て
8
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絮谷新
思へばその頃私は四歳で信じてたのは「きっと特別」
19
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ゆうか
忙しきひと日の終はりの散歩道もみぢの向かうの宵月麗し
7
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灰色猫
憂鬱な気分のときは清流の山女魚となりて雪解けを待つ
28
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灰色猫
またひとつ歳を重ねるその度に君への想い強く感じる
20
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灰色猫
この世界いまだ知らずに怯えてる逆立つ産毛に触れないでください
17
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灰色猫
この恋を愛しいものとするために互いの孤独を持ちよる逢瀬
28
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一片宏生
塩の道ゆるゆるなぞるしずく ああ もすこしここで立ったまま居る
8
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灰色猫
村落に宿る灯火繭のよう彼らは蛾とし生涯終う
17
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恣翁
足下に 青き潮の ヒタヒタと 呟けりがに満ち来たるかな
17
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呉竹の憂き節
荒く吹く風に朽ちにし埋木に変らぬものはただ月の影
6
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鉄人28人
ウエディングドレスが似合う高砂の隣に座る僕じゃない彼
9
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鉄人28人
咳と熱インフルエンザA型におかんを覚ゆ求む温もり
5
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詠み人知らず
優しさの裏に潛むは下心それでもいいと、心をころす
9
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松井一馬
長考と思っていたが死んでいたジジイに不戦勝で竜王へ
2
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