詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
へし切
君が逝きともに暮らした年月を越えて吾のみ老いゆくばかり
22
もっと見る
ななかまど
西に晩陽ひがしに寒月せつなくて間に波の生まれくる音
13
もっと見る
秋日好
日が伸びて終業時間は真珠色桜色との混合の空
16
もっと見る
秋日好
新年の抱負の一が崩れ去る妥協の二番いつまで残る
17
もっと見る
工藤吉生
休日の朝七時から一日をなぜだかあきらめてしまうんだ
8
もっと見る
横井 信
本を読み 静かに過ごす 大晦日 今年を思い 全てに感謝
20
もっと見る
滝川昌之
立つトリが静かに翼広げれば凍て空深く響く鐘の音
26
もっと見る
へし切
泣き笑い人のこころを侘びしめて ゆく年 くる年 春はふふみて
27
もっと見る
吉野 鮎
眞心をこめ愛しみはうつしよのみに纏ふ棘 咎の疵痕
16
もっと見る
吉野 鮎
纏ひしを解き放ち翔ぶ汝の胸に眞紅の炎 薔薇の實を
14
もっと見る
夢士
子ら強し熱咳嚏マスクしてきゃっきゃと走る家の内外
11
もっと見る
夢士
冬の陣ウィルス連れて子ら集ひ賑やかなれど次々ダウン
13
もっと見る
夢士
折々の言の葉寄せて詠みし歌嬉し楽しや数多の評価
16
もっと見る
吉野 鮎
百八つの鐘の音湖面をわたりゆく微睡むあなたの夢のつづきに
19
もっと見る
夢士
初雪の舞ふ大晦日酉の年謡ひ納めし四百二十
17
もっと見る
北窓
うつうつとスマホながめて気をそらす夜にのまれてしまわないよう
11
もっと見る
灰色猫
ふわふわの猫のしっぽで遊ばない弱点だから家出するから
14
もっと見る
灰色猫
走馬灯めぐるが如く駆け抜けた年の終わりのごろごろ生活
21
もっと見る
灰色猫
礼拝を捧げる如くうす暗き映画館にてこころを洗う
18
もっと見る
秋日好
つごもりに髪を洗って乾かしてあなたを想う静かな時間
21
もっと見る
[1]
<<
205
|
206
|
207
|
208
|
209
|
210
|
211
|
212
|
213
|
214
|
215
>>
[243]