御崎 耕のお気に入りの歌一覧
浅草大将
様々な思ひの交差する歌は遂に「その他」である外なきや
13
もっと見る
螢子
野花てふ梅の里あり梅の名も酒の名前も野花と言へり
13
もっと見る
詠み人知らず
媚びずとも思うがままの黒猫を心に一匹住ませよ女
13
もっと見る
浅草大将
いつの日か全部咲くとは思はねど今植え終へり歌の千種を
25
もっと見る
羽
生きるため書き換えられた記憶にも今宵ましろい雪が降りつむ
17
もっと見る
浅草大将
嘘ばかりならべた自伝に付け足した心に残る傷のあとがき
15
もっと見る
じゃこ
就活はコスプレなんだスーツ着てできる女のふりして挑め
16
もっと見る
詠み人知らず
もう君が求めることはないだろう米を研ぐ手をじっと見つめる
24
もっと見る
メガネ
山の端に焔たつごと落陽の紅色に染まる雲影
13
もっと見る
れん
青い文字空へと返す愛と哀背にくちづけて永続を詠む
18
もっと見る
粕春大君
かへる雁春の霞にまどふめりしばしとどめよ文遣はせむ
19
もっと見る
紫苑
怪鳥のいのち絶えなむ鈍雲の裂け目にみゆる陽は眸閉じ
11
もっと見る
ゆら
強さとは何なのですか 守るとは何なのですか蒲公英が咲く
9
もっと見る
羽
銀盤の孤独はエッジの先端に削れる氷のいたみにも似て
22
もっと見る
島祝
身垣守衞士のたく火の夜は萌へ昼も萌へつつ物をこそを萌へ
9
もっと見る
島祝
これやこのヲタとリア充分かれ道知るも知らぬもエヴァンゲリオン
51
もっと見る
浅草大将
烏羽玉の闇に少女があかねさす秘めし炎のマニキュアの色
11
もっと見る
紫苑
野に生うる蕗摘み来たり煮附ければ身うちに浅き春の心地す
15
もっと見る
紫苑
雲隠れしてこそ恋の上手なれほむら抱ける夜半の月影
19
もっと見る
浅草大将
拾うなよ俺が死んでも骨なんか歌は幾つか憶えて欲しいが
15
もっと見る
[1]
<<
16
|
17
|
18
|
19
|
20
|
21
|
22
|
23
|
24
|
25
|
26
>>
[75]